カテゴリー: 本・DVD等

  • 読了:ロウソクの科学

    読了。去年買って、読みかけだったロウソクの科学を読み終えた。

    面白かったし、科学の入門にも良さそうだが、文体が古いので読みにくい。そういう時代の訳だから、そういうものなんだろう。図も見にくいので、現代版のマンガにしておけばよかったと思う。それにしても、1本のロウソクからここまでいろいろと考えるのもすごい。ただただ燃やしていたロウソクの化学変化にしても、いろいろとあるものだ。ロウが萌えているの先まで考えるその着眼点こそが科学者の視点なんだと。細かいことをつめていくと、興味は尽きないし、いろいろな発見があるものだと。

    この本、読みかけのときに、どこかへいってしまい、秋くらいに見つかった。本との付き合いが不思議な本だったな、と思う。

  • 久しぶりに週刊少年ジャンプでこち亀が載った

    連載終了してから結構時間が経った。久しぶりに週刊少年ジャンプにこち亀が掲載されていた。当然、読み切りではある。前とおなじように時事問題に対する風刺っぽく、いいもわるいも織り交ぜて、両さんっぽい行動でよかった。金持ちの中川と麗子はちゃんと金を使っているあたりもいい。両さんに対する説明っぽいのも含めていい感じだ。あのノリはこち亀じゃないと出せないし、不謹慎に感じないのも、キャラが作ってきた世界観のためなんだな、と思う。

    久しぶりにこち亀が読めて楽しかった。

  • 読了:青の祓魔師 26

    油断していたら、もう新刊が出ていたので買ってきた。読んで思ったのは、そういえば過去編が終わっていたな、と。いろいろと読み直さないといけなかった。いろいろと話しを忘れていた。

    今巻は、シンプルで楽しかった。戦い続きも困るのだけど、このくらいの派手な兄弟喧嘩はあってもいい。双方ともに思いの丈を吐き出しているような感じでスッキリした。巻き込まれる方は大変だけど。サイドキャラの活躍のなさっぷりも面白さを引き立てている感じだ。結構、終盤になってきたので、このままダレずに完結に向かってくれそうだ。次の巻も楽しみだ。

  • 読了: グチ活会議

    読了。グチには本音が含まれており、それを活用するというにのには同意。グチが出るうちは何らかの現状への期待があるというのもわかる。グチと悪口が紙一重というのも、そうかもしれない。一つの視点も得られたし、着眼点としても面白かった。問題点の洗い出し方法として面白かった。

    しかし、その後のアプローチとしては、ちょっと賛同できず。グチに向いているベクトルを一体感の醸成と共に改善方向のベクトルにずらしている。悪いことではないのだけど、なにか違和感がある。上手く言い表せないが、たぶんこれが適用できる組織であれば、他の方法でも同じような結果にすることができるはずだ。グチに含まれる本音や原因の部分を解決するには組織のマネジメントとしてのテコ入れは必要なはずで現場レベルでのアプローチではどうしようもないことが多いのが日本の企業だ。本の中で事例として取り上げられるような営業の業績などの目に見えるものであれば効果は出るだろう。そういうものでなければ、グチを出し切った後のアプローチは、グチの中身に応じて、吟味し掘り下げて対策を考えて言ったほうがいいと思う。

    問題の洗い出しの視点としては面白くてよかったと思う。

  • 読了:ソフトウェア・ファースト

    読了。ソフトウェア・ファーストで企業運営ができるかどうかは別にして、この考え方やソフトウェア・ファーストができるような体制については、同意できる。ソフトウェアは、生き物みたいなものなので、常に改修したり、環境をアップデートしていかないといけない。塩漬けという名の放置が多すぎる。その結果、ブラックボックス化(レガシーシステム化)していく。そうなると、DXなんて、夢のまた夢だ。そうならないためにも、作ったソフトウェアや買ったソフトウェアに対して、手をかけていくのは大事。特に外部で開発するのではなく、企業の内部でやりきれる体制を維持することが重要だと思う。社内で設計部分だけ抑えておけば、という話もあるが、設計だけではつらい。内部の構造やロジック、アーキテクチャまで把握しておかないと、結局は自分たちで手を入れられないので、ブラックボックス化も同然だ。そういう意味でも、ソフトウェア・ファーストの考え方が企業に広まってくれるとよい。

    あと、本の内容にもあるが、社内IT部門の評価や待遇も考えた方がいい。ちょっと有名になったベンチャー系と比べると待遇が悪いので、人なんて集まるわけもない。コーダーみたいな人は、どこかの銀行案件が終わって溢れているけれど、自走できる人は少ない感じ。そういう人たちを大量に生み出してしまったITの下請け体制が問題なんだけど。社内開発を続けるのは、それなりにコストがかかるので、よほど経営が危機感をもっていないとソフトウェア・ファーストの体制を維持するのは厳しい気がする。

    ないモノねだりだから、ソフトウェア・ファーストにしようと言っているわけで、そのように有りたいし、そうなって欲しい。ちゃんと自分で開発したいなぁ。

  • 読了:カーム・テクノロジー

    ちょっと前に読み終わって、忘れないように書いておこうとして忘れてた。

    スマホゲームや様々なアプリ(EC系とかQRコードマネー系とか)が五月蝿く通知してくることを考えると、カーム・テクノロジーの考え方は重要。この言葉を初めて聞いたのは、かなり昔。で、すっかり言葉も忘れていた。本を読んで、そういやこの概念聞いたことがあった、と思ったくらいだ。

    何周か回って、これが求められるような時に来たという感覚。あと、本との出会いは不思議。興味関心の芯はあまり変わってないから出会うのかも。

    それから、Appendixにある「カーム・テクノロジーのデザイン指標ツール」はよい。点数化するという意味でも、こういうところを気をつけなければならないという意味でも役にたつツールだ。全体として、カーム・テクノロジーになっていなかったとしても、指標の中のマイナスの部分を少なくするだけでも、効果はあるのではないかと思う。


  • BURN THE WITCH

    Prime Videoで観た。漫画もいいけど、アニメの音と合わせた速度感がいい感じだった。個人的には、好き。続きが待ち遠しい。

  • 読了:WEB+DB PRESS Vol.118

    読了。脆弱性調査の特集がよかった。お手軽というわけではないが、自分でチェックできるようになるための特集は重宝する。実際に試せるように構成されているのいい。

    PacketProxyやGIXY(nginxの設定不備を検知するツール)は、すぐにでも使えるのでよい。雑誌のいいところは、とっかかりとなる情報を手にいれられること。Googleで検索するのもいいけれど、最初の情報を入手したりするには雑誌の特集は重宝する。ウェブ媒体でもよいのかもしれなけれど、読まないうちに流れていったり、URLを見失ったりするので、雑誌は重要だと思う。

  • 読了:ドリーム・ハラスメント

    読了。気になって読んでみた。確かに、就職の面接で夢とか未来の展望とか聞かれる。でも、聞かれてもなぁ、困るわな。仕事というか職種ならば応募した時点で、希望なんだから、それ以上は。テンプレなことを言えないので、これ、聞かれると困る。中学、高校のときも、たしかに困った。。。書くと、夢なのかと問われていたな。無駄に、夢に期待しすぎ。大きいことを書くと、それはそれでアレな感じで扱われるし。いっそ回答をくれと言う感じだった気がする。

    本の内容は面白かった。ハラスメントと言われるとその通りな気がする、実体験としても。あとは、ハラスメントの加害者側にならないように気をつけないと、とも思う。世は変わっていくので、自分がされたことが、今の正義や正解とは言えない。ハラスメントの種類が増えたのも、そういうこと。そういう世は、いいことなんだろうけど、とても難しい。

    これは、読んでみるといい本。こういうこともあるのか、とも思えるし、こんなことがあったとも思える本だ。

    以下は、気になったところの一部。

    P.003 大学生の七割以上は卒業後の進路で就職を選びます。その就職活動における面接で、彼らは夢を問われています。面接官を経験した方であれば、「あなたの夢を教えてください」「10年後どうなっていたいですか」など大学生に夢を聞いたことがあるのではないでしょうか。
     実はそれ、ハラスメントなんです。もちろんすべてではありません。なかには夢を持ち、夢の実現のために日々努力して生きている若者もいるでしょう。
     しかし、私が現場で相談を受けるのは、「夢なんて無いんですけど、どう答えればいいんですか」という嘆きや不満の声です。私はこれを「ドリーム・ハラスメント」と読んでいます。嫌がらせだと感じる受け手が後を絶たないからです。

    P.025 「将来の夢」は転職面接でもよく聞かれる質問です。その証拠に、エン転職、doda、リクルートエージェント、リクナビNEXTなど転職支援サービス各社が「将来の夢」を質問する意図や答え方の指南を情報提供しています。夢を聞くことで「自主的・能動的に動ける人材かどうか」を判断し、「意欲的な人かどうかを見たい」のだそうです。

    P.099 古代は「見るもの」だった夢が、近代になり「持つもの」へと転じました。一方の職業は、所与の条件としての「義務」から自由に選択できる「権利」へと変化しました。ともに、20世紀になって初めて自らの自由意志で選択可能となった点で共通しています。
     つまり、夢も職業も自己表現のアイテムになったのです。夢と職業のオーバーラップは、若者たちを日々勤勉・倹約に向かわせたい大人たちにとって好都合でした。 「なりたい職業」も「やりたい仕事」も、若者たちにとって「現時点では非現実的」な事柄です。しかし職業選択が自由化されたことで、実現可能性はゼロではなくなりました。
     また、職業の選択は権利となりましたが、勤労自体は義務です。働かねば生活は成り立ちません。生き死ににかかわる問題ですから、若者たちは職業選択を本気で「成し遂げたい」と考える。厳密には、考えざるを得ないのです。
     こうして、「現時点では非現実的」ながらも「成し遂げたい」事柄として、職業が持て囃されます。義務でもあり権利でもある職業は夢にぴったりなのです。
     若者たちの夢が本気であればあるほど、彼らから継続的な努力を引き出すことができる。若者たちに職業的夢を持たせることは、個人の人生を豊かにし、社会全体の発展にも寄与する巧みな仕掛けです。 「夢」の意味からすれば、職業ばかりが夢になるのは異常ですが、若者たちは現に職業以外の夢を認められなくなっているのです。

  • 読了: WORK MILL: FUTURE IS NOW

    読了。なかなか面白かった。こんなCOVID-19の時代だから注目されることなんだろうけど。小さいサイズの雑誌で、読みやすいので、さくっと読めるのもいいかも。

    これから、いろいろなことの有り様が変わっていくと思うので、自分で考えるための材料としてよい(何も変わらなかったとしたら、それはそれで危機なのかもしれない)。飛躍するけれど、20世紀が戦争で変わったとしたら、21世紀は疫病がトリガーとなって社会システムが変わるのかもしれない。そうだとして、働きかたや経済成長(必要なのかは正直わからない)には企業が重要な位置になるはず。時代に流されながらも、自分で考えることは大事。

    以下、気になったところの抜粋。

    P.34 社会全体としてイノベーションが起きやすい”エッジ”の状況にあることは新型コロナウィルスのポジティブな副産物だと言えます。

    P.39 「優しさ」は、これからの時代、企業がファンづくりをしていくうえでとても重要なキーワードである。(中略)困っている人々に手を差し伸べる姿勢を多くの企業が示し、結果的に人々の共感や指示を得た。今回のような非常事態時こそ、自分自身に対する優しさ、そして他者に対する優しさをもつことが私たち個人、そして企業に求められている。

    P.48 20世紀が「政府の時代」だったとしたら、今後はGAFAと言われるIT系大企業などのトップがリーダーシップを発揮する、つまり「企業の時代」になるのではないかということ。豊富な資金力と人材を企業が投資して、教育格差をなくし、貧困の連鎖を止めるビジネスなりサービスを提供すれば、世界が一段階、底上げされていくのではないかと期待しています。