カテゴリー: 本・DVD等

  • 読了:ソフトウェア・ファースト

    読了。ソフトウェア・ファーストで企業運営ができるかどうかは別にして、この考え方やソフトウェア・ファーストができるような体制については、同意できる。ソフトウェアは、生き物みたいなものなので、常に改修したり、環境をアップデートしていかないといけない。塩漬けという名の放置が多すぎる。その結果、ブラックボックス化(レガシーシステム化)していく。そうなると、DXなんて、夢のまた夢だ。そうならないためにも、作ったソフトウェアや買ったソフトウェアに対して、手をかけていくのは大事。特に外部で開発するのではなく、企業の内部でやりきれる体制を維持することが重要だと思う。社内で設計部分だけ抑えておけば、という話もあるが、設計だけではつらい。内部の構造やロジック、アーキテクチャまで把握しておかないと、結局は自分たちで手を入れられないので、ブラックボックス化も同然だ。そういう意味でも、ソフトウェア・ファーストの考え方が企業に広まってくれるとよい。

    あと、本の内容にもあるが、社内IT部門の評価や待遇も考えた方がいい。ちょっと有名になったベンチャー系と比べると待遇が悪いので、人なんて集まるわけもない。コーダーみたいな人は、どこかの銀行案件が終わって溢れているけれど、自走できる人は少ない感じ。そういう人たちを大量に生み出してしまったITの下請け体制が問題なんだけど。社内開発を続けるのは、それなりにコストがかかるので、よほど経営が危機感をもっていないとソフトウェア・ファーストの体制を維持するのは厳しい気がする。

    ないモノねだりだから、ソフトウェア・ファーストにしようと言っているわけで、そのように有りたいし、そうなって欲しい。ちゃんと自分で開発したいなぁ。

  • 読了:カーム・テクノロジー

    ちょっと前に読み終わって、忘れないように書いておこうとして忘れてた。

    スマホゲームや様々なアプリ(EC系とかQRコードマネー系とか)が五月蝿く通知してくることを考えると、カーム・テクノロジーの考え方は重要。この言葉を初めて聞いたのは、かなり昔。で、すっかり言葉も忘れていた。本を読んで、そういやこの概念聞いたことがあった、と思ったくらいだ。

    何周か回って、これが求められるような時に来たという感覚。あと、本との出会いは不思議。興味関心の芯はあまり変わってないから出会うのかも。

    それから、Appendixにある「カーム・テクノロジーのデザイン指標ツール」はよい。点数化するという意味でも、こういうところを気をつけなければならないという意味でも役にたつツールだ。全体として、カーム・テクノロジーになっていなかったとしても、指標の中のマイナスの部分を少なくするだけでも、効果はあるのではないかと思う。


  • BURN THE WITCH

    Prime Videoで観た。漫画もいいけど、アニメの音と合わせた速度感がいい感じだった。個人的には、好き。続きが待ち遠しい。

  • 読了:WEB+DB PRESS Vol.118

    読了。脆弱性調査の特集がよかった。お手軽というわけではないが、自分でチェックできるようになるための特集は重宝する。実際に試せるように構成されているのいい。

    PacketProxyやGIXY(nginxの設定不備を検知するツール)は、すぐにでも使えるのでよい。雑誌のいいところは、とっかかりとなる情報を手にいれられること。Googleで検索するのもいいけれど、最初の情報を入手したりするには雑誌の特集は重宝する。ウェブ媒体でもよいのかもしれなけれど、読まないうちに流れていったり、URLを見失ったりするので、雑誌は重要だと思う。

  • 読了:ドリーム・ハラスメント

    読了。気になって読んでみた。確かに、就職の面接で夢とか未来の展望とか聞かれる。でも、聞かれてもなぁ、困るわな。仕事というか職種ならば応募した時点で、希望なんだから、それ以上は。テンプレなことを言えないので、これ、聞かれると困る。中学、高校のときも、たしかに困った。。。書くと、夢なのかと問われていたな。無駄に、夢に期待しすぎ。大きいことを書くと、それはそれでアレな感じで扱われるし。いっそ回答をくれと言う感じだった気がする。

    本の内容は面白かった。ハラスメントと言われるとその通りな気がする、実体験としても。あとは、ハラスメントの加害者側にならないように気をつけないと、とも思う。世は変わっていくので、自分がされたことが、今の正義や正解とは言えない。ハラスメントの種類が増えたのも、そういうこと。そういう世は、いいことなんだろうけど、とても難しい。

    これは、読んでみるといい本。こういうこともあるのか、とも思えるし、こんなことがあったとも思える本だ。

    以下は、気になったところの一部。

    P.003 大学生の七割以上は卒業後の進路で就職を選びます。その就職活動における面接で、彼らは夢を問われています。面接官を経験した方であれば、「あなたの夢を教えてください」「10年後どうなっていたいですか」など大学生に夢を聞いたことがあるのではないでしょうか。
     実はそれ、ハラスメントなんです。もちろんすべてではありません。なかには夢を持ち、夢の実現のために日々努力して生きている若者もいるでしょう。
     しかし、私が現場で相談を受けるのは、「夢なんて無いんですけど、どう答えればいいんですか」という嘆きや不満の声です。私はこれを「ドリーム・ハラスメント」と読んでいます。嫌がらせだと感じる受け手が後を絶たないからです。

    P.025 「将来の夢」は転職面接でもよく聞かれる質問です。その証拠に、エン転職、doda、リクルートエージェント、リクナビNEXTなど転職支援サービス各社が「将来の夢」を質問する意図や答え方の指南を情報提供しています。夢を聞くことで「自主的・能動的に動ける人材かどうか」を判断し、「意欲的な人かどうかを見たい」のだそうです。

    P.099 古代は「見るもの」だった夢が、近代になり「持つもの」へと転じました。一方の職業は、所与の条件としての「義務」から自由に選択できる「権利」へと変化しました。ともに、20世紀になって初めて自らの自由意志で選択可能となった点で共通しています。
     つまり、夢も職業も自己表現のアイテムになったのです。夢と職業のオーバーラップは、若者たちを日々勤勉・倹約に向かわせたい大人たちにとって好都合でした。 「なりたい職業」も「やりたい仕事」も、若者たちにとって「現時点では非現実的」な事柄です。しかし職業選択が自由化されたことで、実現可能性はゼロではなくなりました。
     また、職業の選択は権利となりましたが、勤労自体は義務です。働かねば生活は成り立ちません。生き死ににかかわる問題ですから、若者たちは職業選択を本気で「成し遂げたい」と考える。厳密には、考えざるを得ないのです。
     こうして、「現時点では非現実的」ながらも「成し遂げたい」事柄として、職業が持て囃されます。義務でもあり権利でもある職業は夢にぴったりなのです。
     若者たちの夢が本気であればあるほど、彼らから継続的な努力を引き出すことができる。若者たちに職業的夢を持たせることは、個人の人生を豊かにし、社会全体の発展にも寄与する巧みな仕掛けです。 「夢」の意味からすれば、職業ばかりが夢になるのは異常ですが、若者たちは現に職業以外の夢を認められなくなっているのです。

  • 読了: WORK MILL: FUTURE IS NOW

    読了。なかなか面白かった。こんなCOVID-19の時代だから注目されることなんだろうけど。小さいサイズの雑誌で、読みやすいので、さくっと読めるのもいいかも。

    これから、いろいろなことの有り様が変わっていくと思うので、自分で考えるための材料としてよい(何も変わらなかったとしたら、それはそれで危機なのかもしれない)。飛躍するけれど、20世紀が戦争で変わったとしたら、21世紀は疫病がトリガーとなって社会システムが変わるのかもしれない。そうだとして、働きかたや経済成長(必要なのかは正直わからない)には企業が重要な位置になるはず。時代に流されながらも、自分で考えることは大事。

    以下、気になったところの抜粋。

    P.34 社会全体としてイノベーションが起きやすい”エッジ”の状況にあることは新型コロナウィルスのポジティブな副産物だと言えます。

    P.39 「優しさ」は、これからの時代、企業がファンづくりをしていくうえでとても重要なキーワードである。(中略)困っている人々に手を差し伸べる姿勢を多くの企業が示し、結果的に人々の共感や指示を得た。今回のような非常事態時こそ、自分自身に対する優しさ、そして他者に対する優しさをもつことが私たち個人、そして企業に求められている。

    P.48 20世紀が「政府の時代」だったとしたら、今後はGAFAと言われるIT系大企業などのトップがリーダーシップを発揮する、つまり「企業の時代」になるのではないかということ。豊富な資金力と人材を企業が投資して、教育格差をなくし、貧困の連鎖を止めるビジネスなりサービスを提供すれば、世界が一段階、底上げされていくのではないかと期待しています。

  • MX Masterにマウスを変えた

    使っていたマウスのロジクールのPerformance MXで、チャタリングが起きたり、正常になったり、ということがあり、何回か発生したのでマウスを変えた。だいたい、7年くらいは使っただろうか。かなり長持ちしたと思う。

    新しいマウスもロジクールの高機能マウス。MX masterだ。グリップ感がちょっと異なるものの持ちやすくて、スムーズに移行できそうだ。あと、新しいマウスは、反応がいい。前も良かったが、MX Masterはさらにいい。進むボタンと戻るボタンになれてしまえば、文句はなさそうだ。あとは、スクロール時の高速スクロールがボタン制御だったのが、ある程度の自動になっているので、そこの感覚に慣れないと。大事に使おう。

  • 読了:未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために

    読了。面白かった。脱領土化と再・領土化の話とか。自分のカタチを認識しなくても、いきていくことはできるけれど、未知に踏み出したとき(旅行でも勉強でもなんでも)、いままで見えていなかったことが急に見えることがあるし、気がつくこともある。そういう気づきは大事。

    他にも、言葉は、機械と違って有機的という話。今年の大河ドラマで、「言葉は刃物ぞ。気をつけて使え」という名言もあったが、言葉にはカタチがないから、隙間からにゅるにゅると身体に入ってくる。それで、中に残りつづけるから厄介。力になるものもあれば、行動を邪魔するものもある。有機的で厄介だ。わかりあえるかどうかは別にして、うけてのカタチに合えばよいし、カタチがずれれば、わかりあえないのだろう。発話までのその人の「プロセス」次第で変わるし、発話は戻せないので、文章見たいに、途中で消して書き直しもできないのだから難しい。書いた文にしても、Twitterなどはコンテキストなき短文が一人歩きするわけだし、解釈は様々でなんとも難しい。

    何がいいたいかわからなくなってきたが、「未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために」を読んで、いろいろと感じる、考えることがある。人によって感じることは違うから、面白いと思うので読むといいと思う。

    あと、本の内容とは関係ないけれど、本の表紙のデザインがシンプルで綺麗だ。フォントと余白の使い方が好きだ。

  • LacieのUSB HDDをかった

    Mac miniにつけていたUSB HDDの容量が足りないのと、老朽化(5年ちょっと使った)したので、新しくLacieのHDDを買った。前は、LacieのHDDばかり買っていたのだが、なかなかいいモデルがなかったこともあり、10年くらいはWDばかり買っていた。今回は、Mac miniの見た目に合わせて、Lacieを購入した。

    買ったのは、USB 3.0のmicro Type-Bのケーブルでつなぐモデルだ。USB micro Type-Bのケーブルは、ものによってはグラグラして安定しないので、どうしようかと思っただが、前にUSB Type-CのSSDをMac miniに接続したときに、無線LANと干渉してネットワークが使えなくなった。そのSSDに、Mac OSをインストールしてブートさせているので、やめるわけにはいかず、太めの長いケーブルで物理的に離すことで干渉を防いでいる。今度のHDDでも、同じように干渉されると困るので、安全策をとってmicro Type-Bのモデルを選択した。外付けHDDの価格がType-Cのモデルよりも少し安かったのも理由の一つだ。

    買ってから、だいたい2週間くらい経つが問題なし。写真のデータを入れているが、問題は起きていない。写真の取り込みも編集もできているので満足。ただし、iPhoneから4Kの動画を取り込むときは、要注意。HDDの問題ではなく、Macのメモリ使用量が増えていると、取り込みが進まずフリーズしたようになるため。

  • レディ・プレイヤー1

    テレビで、レディ・プレイヤー1をやっていたので、途中から見た。前のCMとかポスターから、色物映画でつまらなさそうと思っていた。見せ場なのかもしれないけれど、いろいろなものがゴチャゴチャと出ていたら、寄せ集めっぽくて敬遠してしまう。実際に見てみた感想は・・・思ったよりも面白い。リスペクトな感じもあり、面白い。だけど、元ネタがわからないと面白さが伝わってこないあたりもあり、予備知識が必要な映画な感じだった。でも、面白い。面白ければ、それでいい。

    やっぱり映画も食わず嫌いはよくないようだ。いや、売り込み方に問題があるのかもしれないけれど。Amazonプライム・ビデオの無料枠じゃなくて、テレビでやっていたから、みたわけで、テレビでやると簡単に見れるので、そういうチャネルも必要だ。そうでなければ、きっとこの先も見なかっただろう。(たぶん、木根さんの1人でキネマの主張のようにだ。みないジャンルは、みる気がないから、見ない)