カテゴリー: 本・DVD等

  • 読了:失敗から学ぶ技術

    「失敗から学ぶ技術 新規事業を成功に導くプロトタイピングの教科書」を読了。なかなかおもしろい本だった。

    システム開発におけるプロトタイプやプロトタイピングではなく、新規事業やアイデア開発の視点で、仮説検証をプロトタイピングで行っていく手法が解説されている。結構、ないがしろにされやすいプロトタイピングをやるときの心構えについて書いてあるのもいい。プロトタイプの作成が目的になってしまうことが多い中で、あくまでもプロトタイピングは手法で、それをどうやって検証して、次に繋げつつスプリントしていくのか、とか。

    それから、プロトタイピングをやろうとしたときにすれ違う人ごとの意識のズレの説明がよかった。図解されると、人ごとのプロトタイピングを行うときのフェーズのズレがよくわかる。自分自身はとりあえず作ってみて、ブラッシュアップ&可能性検証なので、探索型なんだろう。この差は面白い。読んでみるといろいろな発見がある。

    プロトタイプの種類の対応した価値の状態やプロトタイピングの役割、アイデアの性質をマッピングした表もいい。整理されているので、そのプロトタイプがどういうところを抑えされるのかがわかりやすかった。プロトタイピングとしてのユーザヒアリングのところもいい。どのくらいの時間で、なにをというのは記載されているのよかった。

    基本的に入門書なので内容が軽くさくっと読めるのがポイント。ちょっと深いところやもっとしりたいときのヒントは、深堀りメモにあるので、必要に応じて、自分で調べればいい。プロトタイピングの外観を知り、かんたんに始めるための最初の本によさそうだ。おすすめ。

  • シン・ウルトラマン面白かった!

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    Amazon Primeで、シン・ウルトラマンが公開されたので見た。楽しみにしていたので、Amazon Primeで公開してくれて良かった。

    矢継ぎ早に、怪獣たちが出てきてスピード感があってよかった。序盤の自衛隊の駆除力の高さがすごい。いい意味でのウルトラマンの秘密主義というか単独行動や奇怪な行動が浮いていないのもいい。シナリオがちゃんとしていていい感じ。政治家の日和見というか、流されっぷりは、この国の政治だな、と思えてよくできていると思う。まぁ、海外受けするのかどうかはしらないけれど。

    それからゼットンの解釈も面白い。スケールの凄さもいい。わかっていたことだが、レッドキングやバルタン星人がいないのが寂しいが、いなくてもウルトラマンと感じられて、簡潔に完結しているのがよい。Primeで公開されているうちに、あと何回かは見る気がする。

  • 読了:WIRED Vol.46

    読了。特集の「拡張するゲームと世界」が読みたくて。

    いろいろな視点があり、面白かった。過去を振り返るところのゲームミュージックが市民権を得るところも面白かった。当たり前にゲームミュージックを聴いていたので、初期はいろいろとあったのだな、と。

  • 読了:Web Designing 2022年12月号

    読了。なるほど、いまのフロントエンドのJavaScript関連のライブラリとフレームワークの傾向は、そうなっているのか。

    • フロントエンド(HTMLとJavaScript系のライブラリやフレームワーク)とバックエンド(APIの提供とロジック、DB)
    • ライブラリはReactかVue.jsが主流
    • フロントエンドはSPA(Single Page Application)が主流
    • フロントエンドの部分ではサーバサイド処理はないので、HTMLとJavaScriptの部分はCDNで配布
    • バックエンドには触れられていないので、APIの機能が提供されていれば、Node.jsでもPHPでもJAVAでもよさそう。
    • JQueryは下火というか新規作成系だと、人気なし(枯れたんだな、褒めてる)
    • 5年位はReactの優位が続きそう。
    • 小規模ならば、フレームワークまで入れずライブラリだけ。

    なるほど、とった感じだ。ReactもVue.jsも人気だけど、技術者は不足しているので、確保は大変そう。だいぶ前から、ReactやVue.jsが騒がれているけれど、技術者の数よりも需要のほうが多いようで。バージョンアップも激しいので、ついていくのも大変なわけだが。ここまでJavascript系のライブラリが主流になるとは。Angularは人気ないのか、意外だった。

    それから、もやもやがスッキリしたのは、ReactもVue.jsもJavaScriptのUIライブラリということ。それぞれ、活用するためのフレームワークは別にあり、それを使うこともできるし、UIライブラリとして単体利用もできる。フレームワークとごっちゃになっているとわかりにくいので、スッキリしてよかった。

    今後数年以上は、フロントエンドとバックアップエンド(API)の分離が主流で続くようなので、勉強しないと駄目だな。もうちょっと、いろいろと考えなくては。

  • HUNTER X HUNTER連載再開

    長い休載を経て、HUNTER X HUNTERが連載再開された。喜ばしい。

    が、ストーリーを思い出せない。大きなところは、なんとなく思い出してきた。詳細なところが思い出せない。制約が多かったはずなので、細かい設定が思い出せないとわからないところが多い。とはいえ、大まかなところを思い出してきたのが恐ろしい。人間の連想からの記憶の想起ってすごい。

    さて、今度はどのくらい続くのだろうか。月連載で長く掲載でもいいのだけど。

  • 読了:水曜日は働かない

    読了した。楽しく読めた。水曜日を休めれば、幸せにもなれるし、心の余裕もできるな。身があるような、ないような。気づきがあるような、ないような。人それぞれな感じの本。読み終わってみると、帯に書いてあった推薦文がよく性質を表していた。

    面白かった。

  • 読了:デザインと障害が出会うとき

    デザインについてと、障害への対応と、考えることができる本だった。示唆は多いけれど、結論を出しているわけではない、そこがいいのかも。障害に対するデザイン的な解決にパターンは決まっていないわけで、だからこそ、いろいろなことができるとも言える。

    本としては、そんなに堅い内容ではなくて、障害の部分を抜きにしても、デザインのグラフィックが多くて、楽しい。扱っているものが障害に関係するものもあれば、そうでないものもある。面白いというか、考え方の世界が広がるというか、そういうもの。即物的に何かを得られるわけではないけれど、ちょっとだけ視野が広がるというか、そういう見方もあるのか、ってこと。

    それから本の中に、下記の文がいろいろと表している。

    筆者は、本書に含まれるアイディアが単なる記述にとどまらず、実例によってより良く表現されるようになってほしいと願っている。これらの緊張関係を解決する数多くのさまざまな方法は実例によって最もよく伝わるだろうし、ひとたびデザインが障害と出会うことになれば、理論よりも実践によってより良く表現されるだろう。
    また逆に、デザインは影響を吸収し続け、そうすることによってそれらを変異させ、新たな情報のみならず、人びとや素材、媒体、そしてアイディアを新たに取り組みつつ自分自身を再創造していく。
    (中略)
    デザインがデザインにインスピレーションをもたらすのである。デザインが障害と出会うとき、その出会いはデザインそのものを変えることになるだろう。(P.379)

    デザインと障害が出会うとき

    出会うことで変わることがいろいろとある。そう思える。

  • 読了:限りある時間の使い方

    読了。何かを得られるという内容の本ではなくて、読むことによって、自分の行動を見つめなおすタイプの本。原題の「FOUR THOUSAND WEEKS」である4000週間が、一番考えさせられるところ。人生は、週に換算すると、4,000週しかないということ。効率的な時間の使いかたでなく、何をやるかという選択の方がよいということ。何かをやるためには、何かを捨てる(諦める)わけで、考えさせられるわけだ。

    本の内容的には、短い人生の使い方というところで、いろいろと書かれている。まぁ、読めば思うところはあるだろうし、それは人によって違うわけだ。さくっと読めるので、読んでみた方が早いとは思う。ベストセラーになっているのはなぜかわからない。

    もう1つの発見は、週刊誌は全部で3,000刊程度しか読めないってこと。ONE PIECEは1,000話以上連載していて、1話からジャンプで読んでいることを考えると、なかなかの期間を占めている。連載終了まで読み切れるだろうか、という別の心配事を考えてしまった。

  • 読了:「できる人が 辞める会社 活きる会社」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー22年8月号

    やっと読了した。「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー22年8月号」は、特集が「できる人が 辞める会社 活きる会社」でとても興味を惹かれた。特集ページも長かったので、読み終えるのに時間がかった(途中で積ん読になったのも要因だが)。

    この特集は面白く、いろいろと考えさせられた。会社への定着は「仕事内容への愛着」であり、「信頼」でもある。通常の従業員をつなぎとめる要因は、これであるのだけど、スター人材はこれでだけでは足りない。「優れた人材にとって大事なのは、報酬よりも自分が特別だと感じられることである」「スター社員の人材管理の秘訣は、彼らを個人として高く評価していると感じさせること」というのが重要だという。なんというか、肌感覚としてわかる。ある程度までは、報酬で報いいられるだろうけど、組織としての枠があるので、報酬にも限度がある。そうなると、やはり、認められるという感覚が重要だ。組織に必要だと思われているとか大事にされているとか、そういうことがさらなる愛着につながるわけだ。これが崩れると、報酬がよくても、やる気が削がれる。ここではない、どこか別の場所でもいい、と思ってしまう。度が過ぎるとやりがい搾取のように見えるが、ある程度は必要だと思う。

    日本の場合、スター人材を留まらせるための「報酬よりも自分が特別だと感じられる」は、なかなか難しい。特別扱いと、特別と感じられることは、イコールではないのだが、ここの幅が難しい気がする。大企業の場合、ある程度の役職以上であれば、必然的に「特別」っぽくなる。役職がなかったりすると、優秀でも特別扱いはしないという、なんというか平等っぽいところがある。そうすると、どれだけ特異点なことをやったとしても、認められなかったりする。当然、裁量権もないわけで、なにもせず周りに埋もれていくか、外に飛び出し(転職)てベンチャーにいったりする。スター人材を育てていくのは、かなり難しい気がする。

    非常に面白い特集だったのだが、振り返ってみると、自分自身も思うところはいっぱいある。良くも悪くも、いろいろと考えさせられた特集だった。愛情をベースに考えて、その上での扱いの部分を考えると、自分の中でモヤモヤしていた原因はわかった気がする。一部のマイナス要素が影響しているわけだ。おすすめできる内容だけど、劇薬でもあるような特集だった。

  • 読了:御社のシステム発注は なぜ ベンダー選び で失敗するのか

    読み物として、楽しかった。どっちかというと、ベンダー選定に対する共感という方がしっくりとくる内容だった。こういうことある、というのがあっちこっちにある。まぁ、選定時にやっていることもそんなに違わない。正解かどうかは別にして、そういうことがよくあるというのが多い。

    あまり気にしたことはなかったのだが、56ページにあった「楽してとれた案件は、そこそこの戦力を割り当てたり、下請けの協力会社に丸投げしたりします。「顧客は厳しくない」「失敗しても許してくれる」というイメージを、最初に与えてしまったからです。ベンダーの緊張感がゆるむのです。」というのは衝撃的だった。これは、考えたことがなかった。楽をさせると舐められるのか、と思うと切ない。まぁ、同じページにある「RFP(提案依頼書)で要求レベルが高いと、ベンダー側が提案する「体制」が変わります。相応に「レベルの高い人材」を組んできます。これが非常に大きいのです。」の方をやっているから、楽な状況がないからかもしれない。ただ、継続的なところだと、いきなり質の悪い担当が割当てられたりする。それも気の緩みなんだろうか。

    ベンダー選定の過程は、しっかりと書かれているので、どういうことをやるのか、どういうことを気をつければよいか、見るポイントはどこか、などなど、そういうところは参考になると思う。ちゃんとベンダー選定をしていると普通のことが書かれてある。そういうことが地味に大事だったりする。