カテゴリー: 本・DVD等

  • 読了:インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図

    インターネットだけではなく、言葉がどう変わってきてのかも書かれている。日本語の話し言葉の変わり方もすごいけれど、英語でも同じようなことがある、というのは言語というものが、生き物であるかのようにかわり続けていくというのが面白い。

    「言語は、究極の参加型民主主義といえる。テクノロジー用語を借りるなら、言語とは、人類のもっとも壮大なオープンソース・プロジェクトなのだ」というのが、この本の結論とも言える。時代や使うシーンに応じて、少しずつ変化しているし、略語もできる。ミームもあるし、そうでないものもある。言語の変わり方は面白い。そういえば、昔はネチケットとか言われていたが、最近は聞かないし、いろいろと変わっている。あまり気にしたことはなかったけれど、研究している人がいるというのも面白い。

  • 読了:プラネテス

    久しぶりにプラネテスを一気読みした。アニメ版もいいけど、コミックがいい。おもしろかった!

    宇宙開発も活発だし、スペースデブリも増えているし、そのうち、プラネテスの世界になるんだろうな。

  • ジャンプ+の「ほーそーぶ」が面白い

    話のひねくれっぷりが、画風とのマッチがよくて、面白かった。この面白さの作り込みは連載向きではないのだろうけれど、面白い。ラブソングのリクエストを筋肉少女帯に変えるとか、ひねくれっぷりがいい(めちゃくちゃ日本印度化計画が好きというのもあるが)。

    個人的には、ジャンプ本誌の読み切りよりも、自由度が高いジャンプ+の読み切りの方が面白い。というかジャンプ+の連載も、怪獣8号や左利きのエレンなどがあって楽しみだったりする。

  • 読了:WIRED VOL.43

    読了。WIRED VOL.43 THE WORLD IN 2022。未来へ漕ぎ出すための必携キーワード。

    2022年の最新トレンドの特集が面白かった。トレンドなので、そうなるとも限らないし、2022年に実現されなさそうなものもある。でも、まぁ、テック視点ではあるものの「そういう近未来」はあるか、とは思える。日本じゃないところの話題もあるので、いずれは日本にも来るかな、とも。

    雑誌なので、そんなに堅苦しい感じもせず、読みやすい。なんなら見出しとその下のコピーだけでも楽しいし、ふーん、となる。楽しかった。

    気になった見出しとコピー

    NON-CODING CODERS (ノーコードのDX)
    シチズンデベロッパーが業務改革を進める
    専門の技術者ではなく、業務プロセスを熟知した現場の担当者が自らシステムを開発していくことで、組織全体のオートメーション化が飛躍的に進んでいく。

    BALANCING RISKS (プライヴァシーと公共の安全)
    プラットフォームを利用するリスクが明示される
    プラットフォームを運営するテック企業は安全設計とプライヴァシーの双方に気を配るようになり、ユーザーはリスクと恩恵のバランスを踏まえて利用の有無を決断するようになる。

    DATA-DRIVEN HEALTHCARE (データドリヴン・ヘルスケア)
    データを活用した予測医療がスタンダードに
    進化を続ける診断ツールとウェアラブルデヴァイスによる大量のデータ収集で、病気に対してプロアクティブに対処可能に。医療は発病後ではなく、予測をもとに未然に防ぐアプローチが主流になる。

    CO2 CAPTURE (二酸化炭素除去)
    カーボンオフセットから二酸化炭素除去へ
    待機中の二酸化炭素を直接回収するテクノロジーに経営者がこぞって参画すれば、効果の疑わしい「カーボンオフセット」が企業の気候対策プログラムの中核に居座ることはなくなるだろう。

    CLOSED LOOP POWER (リサイクルバッテリー)
    クローズドループ型のバッテリー循環システム
    もう原料を求めて破壊的な競争を続ける必要はない。EVのバッテリーを回収、再利用する新しい産業構造が誕生し、リサイクルがリチウムの主な獲得源になるのだから。

    EDGE NODES  (エッジノード・インフラ)
    プラグ・アンド・プレイ型のエッジノードが革新をもたらす
    道路脇に設置されたエッジノードによるユビキタスなセンサー駆動型コンピューティングが可能にする、リアルタイムかつ極めて局地的なサーヴィスが、次の巨大なイノヴェイションを引き起こす。

    IDEA CAPITALISM (アイデア資本主義)
    投資はアイデアという最後のフロンティアへ
    かつてSF作家のJ.G.バラードは「地球に残されている最後の資源、それは想像力」と語ったが、いまや資本主義は、アイデアを投資の対象に据えた。その真贋は、どう担保されるのか?

    CRYPTO CRIMES (クリプトクライム)
    暗号資産がサイバー犯罪を駆逐する
    ブロックチェーンの強みであるデータの透明性を活用することで、サイバー犯罪における身代金はもはや戦利品ではなくなり、犯罪者を破滅へと導く証拠になるかもしれない。

    FOOD SECURITY (フードセキュリティ)
    サイバーセキュリティが食の安全を左右する
    急速なデジタル化に伴い、サイバー攻撃に対する脆弱さが露呈した食品業界。安心・安全・安価な食品を継続的に供給するには、システムのみならず、業界全体のアップデートも不可欠だ。

  • ランチ:金子屋のバラ天丼(2021/12/27)

    今日のランチは、溜池山王の金子屋でバラ天丼。美味しかった。2021年の赤坂ランチ納には、よかったんじゃないかと思う。

  • 読了:「組織のネコ」という働き方

    読了。組織のネコとトラか。面白い。そして、組織のネコ度チェックリストは全部当てはまる。はぐれものじゃなくて、自分はネコだったか。それから、犬の上がライオンという区分は・・・まぁ、オオカミだとなんか違うから、そうなのか。

    ネコといっても、サボるネコじゃなくて、自分の意識に忠実という意味。まぁ、いまでも、ここでいうネコ的な働き方をしているのだけど。この本でいう生息しやすい環境に全体的に近い気もする。近い場所は、やや違うのだが。めんどくさいと思うことが多いし。ネコ的な価値観が広がってくれるといいのだけど。わからん人にはわからんからなぁ。故に、意図的にはみ出すのだが。

    社交性を考えると、トラにはなれそうもない。なりたいかと言われると、どっちでもいい。やりたいことをやれれば。本にも書いてあるけれど、なろうとしてなっているわけでじゃなくて、気がついたらトラなんだろう。トラという柄でもないので、パフォーマンスの高い組織内のイリオモテヤマネコかサーバルキャットあたりがいいと勝手に思う。イヌ的な行動特性の部分は向いていないので、なるべく遠ざかりたい。が、うーん、難しい。良い手を考えなければ・・・。

    この4タイプ(トラ、ネコ、ライオン、イヌ)の多様性で会社は成り立つと思うし、どれが一番という優劣があるわけでもない。そういう生き方というか仕事の仕方がいい。面白い本だった。

  • VALKYRIE PROFILE ARRANGE ALBUM

    先日、ブックオフにいったときに、「VALKYRIE PROFILE ARRANGE ALBUM」を見つけたので買ってきた。かなり昔のゲーム音楽だけど、いい感じ。いろいろな制約があるだろうから、Neir Automataのような重厚さはないけれど、すこしチープな感じの昔のゲーム音楽っぽさがアレンジにもあるのでよい。このアレンジアルバムも20年も前のものだし。作業用BGMにいい感じだ。

    パッケージをみていて気がついたのだが、まだENIXだったころのアルバムだ。すっかり忘れていたけれど、ヴァルキリープロファイルは、ENIXだ。

  • 読了:3月のライオン16巻

    ずっと待っていた16巻目。その間に現実の方が漫画みたいなことになっていたけれど。待っていた16巻は、面白くて楽しめた。

    前半の宗谷名人の話は、会長の話とも近い感じになるだろうか、と思わなくもない。それなりに宗谷もなれているっぽいので、この先がどうなるのかが楽しみだ。

    それから、ちゃんと将棋を指しているところが出てきてよかった。ここのところ将棋から離れている感じだったので。将棋のシーンを含めての3月のライオンだと思っているので。あの駆け引きが好きなので。そろそろ、タイトル戦の本戦もやってほしいと思う今日このごろ。そんなのあるわけないじゃないと言われそうな数年前に比べると、現実の方がタイトルをとっていたりするので、もっと零ちゃんは強くなっても問題ないと思う。悩みながら無双してほしいわけで。恋愛もいいけれど、将棋しててほしい。

  • 読了:起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

    読了。初期のリクルートというか、もともとどういうことを考えていたのかがわかった。それから「出る杭は打たれる」文化なんだということを。前半部分は、創業や新規事業のところなので、むちゃくちゃだが面白い。後半部分はリクルート事件の話ばかり。ニュースとしてそういうことがあったことは小さいころからテレビで流れていたけれど、実際のところ、どういう事件なのか知らなかった。汚職事件とだけしか。別の方向からみると、ずいぶんとグレーゾーンだし、過去のニュースの振り返りでもちゃんと語られることがない。テレビなんて、そんなものなのだろうけれど。なるほど、そういうことだったのか、と知れた。知らないことだらけだ。子供のころの時代や生まれる前のことなんて、そういうものなんだろうけれど。面白かった。

    あと、昔って、そんなことはできないだろうってことまでも、やっていたのだなと。圧力や人脈はつかいまくり。そういうのがまかりどおる時代だったんだなと。そういうことがあったからこその今の時代なんだが。時代はどんどん変わっていくわけで、ついていけなくなったら終わりだなと思う。

    ちなみに、帯にある「ジェフ・ベゾス」との絡みの話はほぼない。嘘でもないのだろうけれど、その話を期待したらダメ。目のつけどろが同じくらいの感覚だ。キャッチーな感じとしては、この帯は秀逸。

  • 『バーンアウト:使命感の喪失が引き起こす「病」』を読んで

    ハーバード ビジネス レビューの2021年7月号の『バーンアウト:使命感の喪失が引き起こす「病」』を読んで。

    バーンアウトというと、燃え尽き症候群というように捉えていた。それで、何か大きなプロジェクトや仕事をやり終えた後のハイな状態からローな状態に遷移したときの状態というイメージがあった。今、問題になっているバーンアウトは不完全燃焼タイプのようだ。

    社会で問題になっているバーンアウトは、清々しさとは正反対の、むしろ「燃えたかったのに燃えられなかった」、不完全燃焼の意味に近い。

    July 2021 Diamond Harvard Business Review 『バーンアウト:使命感の喪失が引き起こす「病」』

    これは実感としても、かなりある。このバーンアウトに至る要因は、「個人要因」と「環境要因」の2つがある。個人要因の方は、ストレスとの向き合い方や自身の裁量権の少なさ、ワークライフバランスなど。環境要因は、ミスが許されない労働負担やノルマがきびしい、時間に追われているなどだ。環境要因は、研究の中で役割の曖昧さがバーンアウトとの関連性を指摘されているとのこと。本文中にも、「役割が曖昧な状況とは、仕事のゴールや評価が明確でなかったり、自分の責任の及ぶ範囲がわからなかったりなど、自分には何をどこまでやることが期待されているのかがはっきりとしない状況を指す。」とある。この曖昧な状況というのは、よくありそうだ。人が少なくなって、グズグズな状況になっていると、否応なしに、仕事が増えていく。そうなると曖昧な状況になるわけだ。

    それから、バーンアウトの尺度(日本版)があり、セルフチェックできる。尺度は3つの項目から成り立っている。尺度があることで、よくも悪くも数値的にわかるので、客観的にみることができる。セルフチェックしてみたところ、自分自身がバーンアウト状態のようだ。最初にこの記事を読んだときは、そうではなかったが。数ヶ月でも状況は簡単に変わるということだ。

    記事では、バーンアウトに至る仮説として、次にように書かれている。

    バーンアウトへと至るプロセスについての一つの仮説に行き着く。日々の仕事の中で情緒的消耗感が蓄積され、自衛的な行動傾向である脱人格化が生じる。筆者はこの状態を、バーンアウトのプロセスに入ったという意味で「バーニングアウト」(burning out)と呼んでいる。この状態は、情緒的消耗感と脱人格化は進行しているが、個人的達成感、つまり仕事へのやりがいは保たれている状態だといえる。

    バーニングアウトから完全な燃え尽きに至る最後の砦が、個人的達成感なのではないか。個人的達成感が何かのきっかけで失われると、離職や心身の不調につながっていくと推測することができる。

    July 2021 Diamond Harvard Business Review 『バーンアウト:使命感の喪失が引き起こす「病」』

    研究成果とか裏付けの部分は置いておくとして。やりがいという精神論が崩れたところで、いろいろとどうでもよくなるわけだ。最後のやりがいが崩れるのは、ふとした瞬間かもしれないし、他の誰かの発言かもしれないわけだ。でも、何かが原因でトリガーがひかれた瞬間に、どんとバーンアウトに至るわけだ。最初に読んだときは、「ふーん。なるほど。」な感想だったわけだが、今はよくわかる。バーンアウトになったら、なかなか抜け出せない。不完全燃焼のバーンアウトは難しい問題だ。