カテゴリー: 本・DVD等

  • 読了:コンテナ物語

    やっと読み切った。とても長いが面白かった。分厚くて、積読になっていたので、読み始めてよかった。

    コンテナを発想して、ロジスティックスとして、作り上げる過程が面白い。そして、昔の港湾がどういう仕事をしていたのか、どういう仕組みだったのか、まったく知らなかったことに気がつかされた。波止場の男達といういうけれど、なるほど、そういうことだったのか、とコンテナとは関係のないところで面白くなってしまった。今の日本だと、まったくもってイメージがしにくい港の閉鎖とストライキ、そういう制約にさらされながらコンテナが広がっていったと。いや、そういう不安定な港の状況だからこそ、港のしがらみから外れたコンテナが優位になったとも考えられる。コンテナのサイズも、初期はまちまちで色々な規格争いの末、今のような効率化が図れたわけだ。物理的な製品規格の統一の1つの事例であり、同じようなことがあると、同じようにまとまっていくわけだ。世界の港を、船を、変えていく様は面白かった。

    そして、規模の経済になると、パイオニアが生き残るとは限らず、後出しジャンケンでも資本力のあるところが勝ってしまうと。最後のところは短く、さらりとしているがそういうところ。物の流れというのは、本当に面白い。コントロールできない部分も多いし、今後も何かのタイミングで変わるのだろう。ウクライナ戦争で、物流も変わりつつあるので、コンテナ輸送の経路や量も数年で激変しそうな気はする。

    どうでもいいことなのかもしれないけれど、読んだのはコンテナ物語の増補改訂版。これは、本のカバーのデザインがよい。シンプルで、コンテナを想像させる模様であり色だ。Amazonで最初のコンテナ物語のカバーもみたが、あのデザインだと読んでみる気にはたぶんなっていない。

  • 聞く技術 聞いてもらう技術

    読了した。なるほど、「P.19 あなたが話を聞けないのは、あなたの話を聞いてもらっていないからです。心が追い詰められ、脅かされているときには、僕らは人の話を聞けません。」というのは、そうかも。自分に余裕のないときに話をきいても、否定してしまったり、最後まで話を聞けなかったり、そういうことがある。話を聞くというか話を引き出す小手先のテクニックも、余裕があるときにしか使えないというもそうだ。聞く技術には、矛盾があるというのは、いい気づきだった。

    P.148 「聞く技術」の本質は、「聞いてもらう技術」を使っている人を見つけ出すところにあります。「ちょっと聞いて」とは言えないけれど、聞いてもらう必要がある人が戸惑う心を滲ませている。そこに向けて、「なにかあった?」と尋ねることにこそ「聞く技術」の核心があります。

    聞く技術 聞いてもらう技術

    聞いてほしい人をみつけるために、聞いてもらうテクニックを知る。そう、聞いてほしい人を見つけることが聞く技術の核心なわけだ。そういうことに気がつける状態というのは、自分にも余裕があるわけで、見つけることができている時点で、聞くための準備のほとんどは終わっている、と。あとは、沈黙は続いてもよいということ。沈黙が続いても問題ないという関係性を作ることが大事だということ。

    さくさくと読めて面白い本だった。

  • 読了:WIRED Vol.47

    読了。毎年、読んでいるWIREDの特集、2023年に対するいろいろな分野の展望がたのしい。

    ここのところ数年伸び続けたディープラーニングの分野の停滞が予測されていたり、感情認識AIにより正確に読み取れない人々を悪い立場にしたりなど。「アグノトロジー(無知学)」によるフェイク情報の識別が重要になっていくとか。データローカライゼーションが全世界的に強化されていくこととか。

    なるほど、2023年は、こんなふうにとらえられているのか。現実的なものもあるし、まだまだじゃないかと思うものもある。パラダイムチェンジの気配を感じるのは新年にはいいこと。

  • 2022年に読んだ本たち

    ブログにレビューを書いているものだけを集計した。他にもいろいろと読んでいるけれど、記憶は曖昧なので。

    合計26冊、月に2冊程度は読んでいる計算だ。そのうち、漫画は3冊。雑誌は、8冊。いろいろと読んだ。一覧にしてみると、6月だけ読んだ本の投稿がない。そういえばバタバタと忙しかったから・・・だろう。

    来年も本を読んで、ブログを書こう。

    読了:WIRED VOL.43

    読了:プラネテス

    読了:インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図

    読了:Web Designing 2022年4月号

    読了: ゆるキャン△ 13

    「アーキテクト思考」読了

    読了:メタファーとしての発酵

    読了:NTT 2030年世界戦略 「IOWN」で挑むゲームチェンジ

    読了:銀河英雄伝説(フジリュー版)23巻

    読了:WIRED Vol.45

    読了:映画を早送りで観る人たち

    読了:Software Design 2022年08月号

    読了:エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント

    読了:システム運用アンチパターン

    読了:御社のシステム発注は なぜ ベンダー選び で失敗するのか

    読了:「できる人が 辞める会社 活きる会社」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー22年8月号

    読了:限りある時間の使い方

    読了:デザインと障害が出会うとき

    読了:水曜日は働かない

    読了:Web Designing 2022年12月号

    読了:WIRED Vol.46

    読了:失敗から学ぶ技術

    読了:忘れる読書

    読了:世界インフレの謎

    読了:情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか

    読了:ソフトウェアデザイン 2023年1月号

  • 読了:ソフトウェアデザイン 2023年1月号

    読了。仕事猫ステッカーが気になったから、というわけではないよ。これはこれでほしかったけど。

    アルゴリズムの復習と、PostgreSQL15の解説が気になったから。

  • 読了:情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか

    読了した。いつごろの時代から情報セキュリティという考えかたができて、どう変遷してきたのか。それが書かれてあり、面白かった。敗北史と題名についているだけあり、セキュリティの対策と、それをぬけてくる様々なことが書かれていた。今の状況の背景を知るというのは、本当に重要。

    情報セキュリティの歴史と、その敗北をしると、ゼロトラストセキュリティという思想が出てきた理由も腑に落ちる。いまの状況打破という側面もゼロトラストセキュリティにはあるけれど、結局、行き着くところだった、ということなんだろう。防げないのであれば、レジリエンスを高めるというのは当然といえば当然と。セキュリティが考慮されて設計されたアーキテクチャでないのだから、そうなるわけだ。国家がハッキングによる情報収集を行って、そのハッキングを防ぐことができないというのであれば、同じ原理で攻撃者であるハッカー集団からも攻撃もあり防げない(ゼロデイアタック)可能性が高い。だから行き着く先はゼロトラストセキュリティの考え方になる、と。

    それから、今のインターネットが完全に崩壊するようなワームやウィルスが出回らないのは、P.279の「最悪のワームを防ぐのは、現在のセキュリティ対策ではない。いまだにそうしたワームが発生していないのは、それが誰の利益にもならないからだというジョブズの答えは、恐らく正解だろう。このケースでは、他の多くの場合と同様に、情報セキュリティの経済学と心理学の観点から問題を検討することで重要な洞察が得られる。」ということ。分断したり、崩壊させるよりも、ほどよく脆弱性を使い、利用するほうが利益になるわけで、完全にインターネットをシャットダウンしたほうがよいという状況が作られない限りは、ギリギリで大丈夫なのだろう。

    敗北の歴史から学ぶ、学びが多くてよい。初期の情報セキュリティ研究の幕開けのころの話はぜんぜん知らなかったし、考え方の変遷も面白かった。読んでよかった。

  • 読了:世界インフレの謎

    読了した。ふーん、なるほど。経済的な予測値からすると異常値なのか。少し遅れて影響が出てくるから、今のインフレの主要因は、COVID-19によるパンデミックで、人の指向性が変わったから。もとのように戻るのか、戦争の影響で加速するのか、そこらへんは全くわからない。未来なんて、そうそう予測できるような時代でもないから、今を知るしかない。そういう意味では、現状は書かれてあるのでいいかも。

  • 読了:世界インフレの謎

    読了した。ふーん、なるほど。経済的な予測値からすると異常値なのか。少し遅れて影響が出てくるから、今のインフレの主要因は、COVID-19によるパンデミックで、人の指向性が変わったから。もとのように戻るのか、戦争の影響で加速するのか、そこらへんは全くわからない。未来なんて、そうそう予測できるような時代でもないから、今を知るしかない。そういう意味では、現状は書かれてあるのでいいかも。

  • Microsoft デザイナー コンパクト キーボードの電池交換をした。

    Microsoft デザイナー コンパクト キーボード(21Y-00049)を買ってから、始めての電池交換をした。さすが高バッテリー寿命というだけあって、なかなか長持ちした。使い始めてから、1年8か月での電池交換だ。

    最初に入っていた電池は、DURACELLのボタン電池でDL2032が4つだ。日本だと、CR2032のボタン電池が同じ規格だ。CR2032のボタン電池は、百均(DAISOやセリア)で売っている。安いやつは2つで100円。通常でも1つで100円。今回いれたは、セリアで売っていた三菱リチウムコイン電池(CR2032G)。電池を変えて、ちゃんと使えている。

    さて、今度はいつまで使えるだろうか。百均で買ったボタン電池なので、あまり期待はしていないが、1年くらいは使用できてほしい。

    Amazon https://amzn.to/48iqIea


  • 読了:忘れる読書

    本の読み方の本でもあるし、本の紹介の本でもあった。楽しく読めた面白い本だった。

    面白かったのは、下記の部分。このディテールを忘れていく過程で、自分の中に残ったものが本の中で消化された部分というもの。本を読んで、考えてたりしていくうちに、他の本の内容や事柄とむすびついたことは、いがいと忘れないわけで、これを言語化すると、こういうことに近いのだろう。

    「覚えることより忘れる能力が大切」とよく言っています。読んだ内容を細かく思い出せるうちは、単に著者の主張を頭の中でリピートしているだけで、それは自分の頭の中に「入った」とは言えないからです。

    得た知識が何となく頭の片隅に残っていて、いくつもの概念が溶け出して混ざり合っていくような感覚になることがあります。

    忘れる読書 p.55

    それから、前後するけれど、最初にある「持続可能な教養」というのも面白い。「抽象化する思考」を鍛えることによって、「『気づく』能力を磨く」。それが洗練されていくことで教養が磨かれるというもの。細かいものだけでは、点と点は結びついていかないわけで、抽象化して、言語化して、そして気が付くのが大切。うわべだけなら、カタカナ用語で乗り切れるけれど、別の言い方で表すことができるかとかこれに近いのだろう。

    何本か、読んでみたい本も見つかった。今の積読に飽きてきたら、手を出してみるかな。