面白かった。いろいろと知らないことだらけだった。AIのあたりは知っていることが多い。でも、脳のところは知らないことばかりだった。外科的な手術をすると、結構、直接脳に信号をおくることでいろいろと伝えられるようになっていたのか。思っていたよりも、SFの世界に近づいていたようだ。
科学は、知らないことだらけだ。
ウェブ制作まわりの状況がどうなっているのかを知りたくて、読んでみた。
よいのか悪いのかもわからないが、ウェブ制作会社の規模は小さいところが多く、個人事業主たるフリーランスも多い。だから、選ぶときは規模を気にしても、あまり意味はなく、実績や打ち合わせのときの様子で、ヤバいかどうかの見極めが必要そう。どうやって、いいところ、いい人と出会うかが重要。そういう意味でも、指名で仕事をとっている会社や人が多いという結果も頷ける。これは、当たり外れが多すぎて、なかなか大変な感じ。大きければ当たるのかというそうでもないけれど。会社としての規模としての信用やブランドで、フィルタリングはできなくて、どんどんと小粒化しているわけだ。結局、発注する側が一番大変ともいえそうだ。
どんなツールを使っているのかも面白くて、コーディングツールはVisual Studio Codeが圧倒的な人気で、UIなどはAdobeの一強。XDに対して、Figmaが増えている感じだけど、AdobeがFigmaを買収する作業をしているので、結局、Adobeが強いというわけだ。あとは、Microsoft Officeと、Google系ツール(Google Documents、Google Spreadsheetなど)が使用具合として、拮抗しているのも面白い。Microsoft Officeもサブスクリプション契約なので使用せず、Googleのツールを使っているという具合なんだろう。Google AnalyticsやSearch Consoleも使っているから、Googleのアカウントはあるから、というのもあるのだろうけど。GoogleとMicrosoftで2分されているのが面白い。どちらも使えるけれど、ロックインされていくので、他の業界や世界もそうなっていくのだろうか。(どっちもアメリカのツールなので、敵対している国や地域はどうなっていくのだろうか、という別の興味もあるけど)
そして、スキルとしてはJavascriptが人気というか、それを使えるようになるしかないというか、進歩が速いからおいていかれないようにするしかない、というのが見えてくる。でも、採用で重要なのは、ディレクション力やコミュニケーション力と書いてある。Javascriptのスキルがあるだけじゃダメで、進行管理したり、進めていくだけのコミュニケーション力が足りていない、というわけなのだろう。結局、ウェブ制作の組織が小粒化しているので、コミュニケーション力などが重要視されてくるのだろう。そのうち、束ねて、ディレクションや進行するだけのまとめ会社が大きく台頭してきそうな気がする。ウェブ制作のPMO的なところを主たる業務にして、フリーランスを使って、作り上げるけど、その会社単体だと、ウェブ制作はまともにできないみたいな会社。
面白かった。
やっと読み切った。とても長いが面白かった。分厚くて、積読になっていたので、読み始めてよかった。
コンテナを発想して、ロジスティックスとして、作り上げる過程が面白い。そして、昔の港湾がどういう仕事をしていたのか、どういう仕組みだったのか、まったく知らなかったことに気がつかされた。波止場の男達といういうけれど、なるほど、そういうことだったのか、とコンテナとは関係のないところで面白くなってしまった。今の日本だと、まったくもってイメージがしにくい港の閉鎖とストライキ、そういう制約にさらされながらコンテナが広がっていったと。いや、そういう不安定な港の状況だからこそ、港のしがらみから外れたコンテナが優位になったとも考えられる。コンテナのサイズも、初期はまちまちで色々な規格争いの末、今のような効率化が図れたわけだ。物理的な製品規格の統一の1つの事例であり、同じようなことがあると、同じようにまとまっていくわけだ。世界の港を、船を、変えていく様は面白かった。
そして、規模の経済になると、パイオニアが生き残るとは限らず、後出しジャンケンでも資本力のあるところが勝ってしまうと。最後のところは短く、さらりとしているがそういうところ。物の流れというのは、本当に面白い。コントロールできない部分も多いし、今後も何かのタイミングで変わるのだろう。ウクライナ戦争で、物流も変わりつつあるので、コンテナ輸送の経路や量も数年で激変しそうな気はする。
どうでもいいことなのかもしれないけれど、読んだのはコンテナ物語の増補改訂版。これは、本のカバーのデザインがよい。シンプルで、コンテナを想像させる模様であり色だ。Amazonで最初のコンテナ物語のカバーもみたが、あのデザインだと読んでみる気にはたぶんなっていない。
読了した。なるほど、「P.19 あなたが話を聞けないのは、あなたの話を聞いてもらっていないからです。心が追い詰められ、脅かされているときには、僕らは人の話を聞けません。」というのは、そうかも。自分に余裕のないときに話をきいても、否定してしまったり、最後まで話を聞けなかったり、そういうことがある。話を聞くというか話を引き出す小手先のテクニックも、余裕があるときにしか使えないというもそうだ。聞く技術には、矛盾があるというのは、いい気づきだった。
P.148 「聞く技術」の本質は、「聞いてもらう技術」を使っている人を見つけ出すところにあります。「ちょっと聞いて」とは言えないけれど、聞いてもらう必要がある人が戸惑う心を滲ませている。そこに向けて、「なにかあった?」と尋ねることにこそ「聞く技術」の核心があります。
聞く技術 聞いてもらう技術
聞いてほしい人をみつけるために、聞いてもらうテクニックを知る。そう、聞いてほしい人を見つけることが聞く技術の核心なわけだ。そういうことに気がつける状態というのは、自分にも余裕があるわけで、見つけることができている時点で、聞くための準備のほとんどは終わっている、と。あとは、沈黙は続いてもよいということ。沈黙が続いても問題ないという関係性を作ることが大事だということ。
さくさくと読めて面白い本だった。
ブログにレビューを書いているものだけを集計した。他にもいろいろと読んでいるけれど、記憶は曖昧なので。
合計26冊、月に2冊程度は読んでいる計算だ。そのうち、漫画は3冊。雑誌は、8冊。いろいろと読んだ。一覧にしてみると、6月だけ読んだ本の投稿がない。そういえばバタバタと忙しかったから・・・だろう。
来年も本を読んで、ブログを書こう。
読了:WIRED VOL.43
読了:プラネテス
読了:インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図
読了:Web Designing 2022年4月号
読了: ゆるキャン△ 13
「アーキテクト思考」読了
読了:メタファーとしての発酵
読了:NTT 2030年世界戦略 「IOWN」で挑むゲームチェンジ
読了:銀河英雄伝説(フジリュー版)23巻
読了:WIRED Vol.45
読了:映画を早送りで観る人たち
読了:Software Design 2022年08月号
読了:エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント
読了:システム運用アンチパターン
読了:御社のシステム発注は なぜ ベンダー選び で失敗するのか
読了:「できる人が 辞める会社 活きる会社」DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー22年8月号
読了:限りある時間の使い方
読了:デザインと障害が出会うとき
読了:水曜日は働かない
読了:Web Designing 2022年12月号
読了:WIRED Vol.46
読了:失敗から学ぶ技術
読了:忘れる読書
読了:世界インフレの謎
読了:情報セキュリティの敗北史: 脆弱性はどこから来たのか
読了:ソフトウェアデザイン 2023年1月号
読了した。いつごろの時代から情報セキュリティという考えかたができて、どう変遷してきたのか。それが書かれてあり、面白かった。敗北史と題名についているだけあり、セキュリティの対策と、それをぬけてくる様々なことが書かれていた。今の状況の背景を知るというのは、本当に重要。
情報セキュリティの歴史と、その敗北をしると、ゼロトラストセキュリティという思想が出てきた理由も腑に落ちる。いまの状況打破という側面もゼロトラストセキュリティにはあるけれど、結局、行き着くところだった、ということなんだろう。防げないのであれば、レジリエンスを高めるというのは当然といえば当然と。セキュリティが考慮されて設計されたアーキテクチャでないのだから、そうなるわけだ。国家がハッキングによる情報収集を行って、そのハッキングを防ぐことができないというのであれば、同じ原理で攻撃者であるハッカー集団からも攻撃もあり防げない(ゼロデイアタック)可能性が高い。だから行き着く先はゼロトラストセキュリティの考え方になる、と。
それから、今のインターネットが完全に崩壊するようなワームやウィルスが出回らないのは、P.279の「最悪のワームを防ぐのは、現在のセキュリティ対策ではない。いまだにそうしたワームが発生していないのは、それが誰の利益にもならないからだというジョブズの答えは、恐らく正解だろう。このケースでは、他の多くの場合と同様に、情報セキュリティの経済学と心理学の観点から問題を検討することで重要な洞察が得られる。」ということ。分断したり、崩壊させるよりも、ほどよく脆弱性を使い、利用するほうが利益になるわけで、完全にインターネットをシャットダウンしたほうがよいという状況が作られない限りは、ギリギリで大丈夫なのだろう。
敗北の歴史から学ぶ、学びが多くてよい。初期の情報セキュリティ研究の幕開けのころの話はぜんぜん知らなかったし、考え方の変遷も面白かった。読んでよかった。