読了:Web Designing 2022年4月号

特集の「CMS新時代2022」が気になり読んだ。世の中の課題は、似たりよったりで、それを解決する1つがヘッドレスCMSなわけか。コンテンツを管理する部分のCMSと、表示するデザインを分離させてしまえばよいというのは解決策の一つ。

それから、ノーコードWeb制作ツールものびている。ノーコードWeb制作ツールを使うことで、スピード重視で、ユーザ側で、デザイン性の高いウェブサイトが作れる。ただし、デザインのセンスは作る側に必要。ノーコードWeb制作ツールとヘッドレスCMSは競合ではなく、そもそもニーズが異なる。

以下はメモ。

  • 更新が少ないデザイン重視は、CMSで管理せず、作成する(=自由度が高く作れる)
  • ヘッドレスCMSにして、API経由でコンテンツデータを取り出せるようにすることで、ワンソース、マルチユースができる。
  • ワンソース、マルチユースだからといって、全部のコンテンツを一律にマルチユースするのはよくない。コンテンツごとにマルチユースされる先を決める。
  • ヘッドレスCMSのフロントエンドの流行りはJamStack。静的コンテンツにして配信するので、ユーザがアクセスしてくるときの応答が早い。
  • JamStack=JavaScript、API、Markupを使ったStack構成。
  • ヘッドレスCMSにJamstackは必須ではない。フロント側はなんでもいい。
  • ヘッドレスCMSは、特化したCMS(SaaS)もあるし、WordpressにAPIをいれてヘッドレスCMS化もできる。
  • ヘッドレスCMSを使った開発は、開発費用は安くなるわけではない。技術もことなるため、2〜3割高くなるケースもあり。
  • ヘッドレスCMSの場合、CMSで管理されていない部分の変更には、コードも絡む変更が必要になる。(CMSで管理されないページの頻繁な更新には向かない)
  • ノーコードWeb制作ツールは、STUDIOが自由度が高く、伸びている。デジタル庁でも採用され、更新の内製化がされている。
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