「アーキテクト思考」読了

「アーキテクト思考」読了。考え方、ツールとしての参考になった。ITのシステムアーキテクトというわけではなく、もっと広い意味でのアーキテクトとしての考え方の話。また「おわりに」にある「デジタル化によって世の中の抽象化が進み、アーキテクトのニーズが高まってくる一方、考えなくても、GAFAMが生活やビジネスをサポートしてくれるので自ら考える機会が減ってアーキテクトが育ちづらくなっているのです。」はまさにという感じ。良くも悪くも世の中は便利になって、考えなくても、苦労しなくても、いろいろなことができるようになった。ITのシステムは特にそれがつよい。別にめんどくさいことをやれとは思わないが、ゼロベースで考える機会は減っているし、ゼロベースで考えない方が早い世界になっている。そこが問題なんだよなぁ、と思う。

本は面白かった。サクッと読むこともできるし、深く考えながら読むこともできた。身につけようと思うと何回か読み返さないと無理かな。簡単にはいかない。

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