パナソニックの早期退職募集のニュース記事を読んだ感想

パナソニックの早期退職募集のニュース記事を読んだ感想だ。

パナ社長「期待の人まで早期退職を…」 組織改編で1千人超が応募
https://www.asahi.com/articles/ASPB165GQPB1PLFA006.html

組織改変で大組織への所属の強みである別の事業部署への移動を、事業会社化による分社化によって阻害して、給与水準をその業界のものにするという愚策。そんなことを発表して、早期退職による退職金を上乗せしたら、優秀な人ほど逃げ出すだろう。わざわざメリットの少ない会社に残るよりも、なんなく転職できるほどの優秀な人材ならば、出ていきやすい。結構前にホールディングス化とか流行って、失敗した会社がそれなりにあるというのに、なぜ今の時代の人材確保が難しいときにやるのだろうか。というか、求めることに対して、給与水準が低い求人が多く、その反面で物価は上がっているというのに。まったくもってパナソニックは何がやりたかったんだろうか。

本来ならば、優秀な人を囲いこむために、既存の人事制度と併設する形で、特殊職用の給与体型を用意するところだろうに。

ちょっと大手企業の方針は謎だ。まともな相談するところはないのだろうか。

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