HTTP2.0のファーストドラフト公開の話

もう1ヶ月も前の話だが、HTTPの次世代規格であるHTTP2.0のファーストドラフトが公開された。

今、特に気にせずに使っているHTTPは1.1だ。これは1999年にRFCが提出された。自分がコンピュータを使い始めたのが2000年、HTMLやウェブについて勉強を始めたのが2001年だ。気にする前に決まっていれば、今のHTTP1.1が当たり前に感じるわけだ。そのHTTPの次世代規格がHTTP2.0だ。

この10数年でHTTPを使った通信は、人々の暮らしを支えるものとして、無くてならないものになった。ウェブの閲覧はもちろんのこと、スマートフォンのアプリでつかっていたり、ゲームでもなんでも使っている。使い方も変わってきているし、今のHTTP1.1では限界が見えているから今、HTTP2.0の策定を行う必要があるのだろう。ユーザが使っている分には、HTTP1.1かHTTP2.0かは意識する必要はないだろうけど、エンジニアとしてはかなり大きな変化になるだろう。1.1から2.0への移行期の混乱やHTTP2.0を使ったアプリケーション開発、それからサーバの設定などなど。楽しそうな未来が待っていそうだ。

まぁ、どこまでスムーズに移行されていくのかが心配だけど。時代に乗り遅れないように情報を集めたり、勉強したりしなくては。技術の世界は、ちょっとの油断でついていけなくなる。今でも、時代の最先端に追いつけていないわけで、これ以上、乗り遅れていきたくはないものだ。環境的な要因はあるものの最終的には個人の問題だし。

また、HTTP2.0は利害関係なども含めて簡単には決まりそうも無い。いろいろな案があるので、まとめていくのは大変だろう。今のところ気になっているのは、HTTP2.0のベースになっているSPDYとHTTP2.0でTLSが必須になるのかというあたり。他はよくわからないので、何ともいえない。(ちゃんと調べろよ、といえばそれまでだけど。)

■参考URL

今更とは思うが、HTTP2.0の話は書こうと思っていて仕事の忙しさを理由に書いていなかった。ブログなので、後から見返したり検索したりするので備忘録として書いておく。

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