中国のグレートファイアウォールが強化されVPN遮断かも?

クリスマス・イブに届いたうれしくないニュースだ。中国のネットワークとインターネットの間にあるファイアウォール、それがグレートファイアウォール。(なんか変な表現だな・・・、他になんというべきだろうか。)これを使って、中国政府は都合の悪いウェブサイトへの通信を遮断する。最近だと、SNSやSkypeなどが規制されている(されたいた?)。数回、中国にいったことがあるが、このグレートな壁の所為で通信は安定しなかった。この迷惑な検閲システムが、さらに強化されるようだ。

グレートファイアウォールが強化されて、今度はVPNについても 制限が行われるようだ。中身を傍受されることがあるのかないのかはわからない。ニュース記事によると、VPN接続の速度低下や切断があるとのこと。これが本当なら、中国の拠点と拠点間VPNを使用している企業は困ることになる。VPN上で、IP電話で通話していたものが使い物にならなくなったり、社外秘のデータのやり取りが困難になってくる。前々から、カントリーリスクの大きい国とは思っていたが、ここにきて更に危ない国になっている。中国での人件費もあがりつつし、この先、わざわざ中国でビジネスしなくてもいいだろう。

ところで、Arcstar IP-VPNとかのサービスでも影響を受けているのだろうか。国内キャリアが提供しているサービスへの影響がとっても気になる。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2917958/10022074

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