日経コミュニケーションで読んで、どうやってエリア化するのかを知った。前々から謎だったのだけど、これでアンテナの謎は解けた。
地下鉄の携帯電話用アンテナは共同で使うため、「移動通信基盤整備協会」がエリア化を進める(そうです)。地下鉄などのトンネルに携帯電話などのアンテナを設置するには、現在3つの方式がある。
■吹き込み方式
駅の端っこから、指向性の高いアンテナを設置する
■共用機方式
100メートル置きに小型のアンテナを設置する
■漏洩同軸ケーブル方式
アンテナの役割をする同軸ケーブルの金属皮膜に周期的なスリットを設けて電波を漏らして、アンテナとして使用する
今回、採用されたのは、漏えい同軸ケーブルの方式。電車の窓の高さにケーブルを敷設して、アンテナとして使う。同軸ケーブルから漏れ出る電波を使って通信するようだけど、同じケーブルの間は切れないのだろうか。電車に乗っている人たちが通信して速度はでるのか。アンテナの設置方法はわかったけど、他にも謎はいっぱいだ。
UQ WiMAXは、独自に吹き込み方式でエリア化しているとのこと。詳しくは、日経コミュニケーション(2012.2号)の記事をどうぞ。