ガンダムUC 9&10

機動戦士ガンダムUC (9)  虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)

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機動戦士ガンダムUC (10)  虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)

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心待ちにしていたユニコーンの最終章。

上下巻が同時に発売とは、続きを気にしなくてもいいって意味じゃ気が利いている。2冊読み切るのに、会社から帰ってから3日もかかった。面白いからさくさく進んだけど、眠気には勝てず、3日もかかった。福井さんが書くと、ちょっと違ったガンダムになる。でも、世界観を壊すというわけではなく、映像化の世界やサイドストーリーまであわせたような深いガンダムの世界観になるから不思議。世界観の設定にこっているからだろう。様々なキャラのサイドストーリー的なものだったり、情勢だったり、読んでいてあきない。

結末の「ラプラスの箱」の正体は想像していたとおりのもの。1巻のころから張られていた伏線だから、気がついている人の方が多いだろう。フル・フロンタルの正体は、あーそうなのか、っていうレベル。何となく、そんな気がしていた程度のレベルだが、当ったような外れたような。細かいところまでは明かされていないので何ともいえないけれど。映像化されるときに、素性が完全に明らかになる可能性は高いけどね。それにしても、アムロとシャアはどこに消えたのか・・・ユニコーンの設定あわせると・・・消失。富野さんでも、福井さんでもいいけれど、アムロとシャアがどうなったのか教えてほしいものだ。ユニコーンの本編でも、アクシズのことは触れられているけど、νガンダムがどうなったのかは触れられていないし、アムロのこともない。このユニコーンで、どうなったのかという漠然とした想像はできるものの・・・ちょっと寂しい感じだ。サイコフレーム・・・とんでもないものだったということがよくわかった。きっと、スパロボでのアイテム評価ももっと向上するだろう。ある意味、最強のパーツだと思う。

あと、エピローグには納得していない。エピローグっていうよりも、本編の最後という感じだ。この後、このキャラたちがどうなったのかを知りたい。世界は何も変わらないのだろう。それでも、この世界の人々が何をしたかは気になる。このストーリーの後は、「閃光のハサウェイ」につながるのだろう。(クスイーガンダムよりも、絶対ユニコーンの方が強いと思うが・・・)

次は映像化に期待。

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