ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い

ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)
西尾 維新

講談社 2009-06-12
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シリーズ最終巻・・・なにがなんだかよくわからない展開。混沌としていて、よくわからないというのが感想。いっぱい人が出てきて、去っていく。ラストらしいといえば、そうなのだろう。

戯れ言シリーズの最後だけあって、本当に戯れ言が多い。それでも、読み進めていくとなんとなく、まとまっている。思い返してみれば、なにもまとまっていない気もするけど、まとまっている。なぜだろう?って思うくらい言葉の魔法だろうね。それが戯れ言か?とりあえず、ノベライズの時は途中で読むのやめてしまった戯れ言シリーズ。なんとか、よみきることができてよかった。最後もわかってよかった。最後の展開は納得いかないが、まぁ、いい。いままで、あいつ死んだよな?って思うやつが生きてるくらいだから。そのくらいは許容する。

だが・・・ぼろアパートがマンションっぽくなるって・・・どうだろ?なんか納得いかない気もする。あとは、落ちて死んだと思った玖渚が生きているとか。それに、最後のほうは、結構大事と思っていたキャラの描写がないとか。まったくどうなっているのだろうか。たぶん、想像するにエピローグのページが足りないのだろう。まともに書いたら、エピローグだけで、数百ページはいきそうだし。本当に主要なキャラ以外は省いたって感じだな。個人的には終わり方よりも、他のキャラの行く末が気になって仕方が無い。もっともっと、エピローグ書いてほしいものだ。

ちなみに西尾維新文庫?は、秋から別のシリーズが文庫化されるそうだ。そっちは買って読むかどうか検討中。きっと、本屋で決めるのだろう。

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