東京オリンピックにむけて、サイバーセキュリティタスクフォースが出した提言「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに取り組むべき事項」を読んでみた。緊急というくらいなので、どのくらいのことがかかれているのか。
「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに 取り組むべき事項[緊急提言]」の公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02cyber01_04000001_00093.html
解釈して、簡単にまとめると・・・
- この提言の先は、総務省が主体。
- 民間に対して、具体的かつ直接的な何かがかかわれているわけではない。(いつもの政府系の書類らしいつくり)
- 総務省に求めていることの裏には、民間で対策すべきことがある。
- IoT機器のセキュリティ対策をすべし。
- サイバーセキュリティ人材の育成、サイバー攻撃の防御の演習をすべし。
- サイバー攻撃に対する情報共有や情報取得を行うべし。
- 公衆無線LANのセキュリティ対策と、怪しい無線LANにはつなげない、公衆無線LANでも接続した先の通信は暗号化するなどの対策をすべし。
- (制度についてもふれられているが、政府の取り組みなので特になし)
具体策などはなく、基本的なことがかかれている。緊急提言として、基本的なことをがかかれているということは、それだけ、この基本的なことができていないという解釈もできる。奇をてらうことはなく、着実なセキュリティ対策が一番効果的ということだ。