Google MeetでのIE11サポートが終了した

Google Workspaceだと、だいぶ前にIE11(Internet Explorer 11)のサポートが終了していたが、Google MeetだけはIE11のサポートが続いていた。そんなGoogle MeetもついにIE11のサポートが昨日終了した。アメリカ時間だと、日本の今日になるわけだが、IE11でGoogle Meetはやらないので、どうなったかはわからない。

https://workspaceupdates.googleblog.com/2021/08/support-for-google-meet-on-ie11-ending-august-17.html

長かったIE11も終わりが近づいているな。

Google Meetでデスクトップアプリ(PWA)が提供されたので使ってみた

Google Meetでデスクトップアプリ(PWA)が提供されたので、早速インストールして、使ってみた。環境は、Windows 10。

Google Workspace Updates: Use the new Google Meet web app for better meetings on desktop devices (googleblog.com)
https://workspaceupdates.googleblog.com/2021/07/use-new-google-meet-web-app-for-better.html

Google Meetのデスクトップアプリのインストールは、会議の終了後にデスクトップアプリのインストールを求められたときに行う。もしくは、Google Meetのページを開いて(会議に参加前)、アドレスバーに表示されたダウンロードマーク(下図)をクリックするとインストールできる。

PWAアプリなので、裏ではGoogle Chromeが動いている。そのため、メモリはたくさん使う。ツールとしての使い勝手は変わらない(ウェブと同じ)。

残念なのは、GoogleカレンダーのGoogle Meetのリンクをクリックすると、デスクトップアプリが起動するわけではなく、ブラウザのMeetが起動してしまった。そのため、Google カレンダーからGoogle Meetを起動している場合には、デスクトップアプリをインストールしていても意味がない。Google Chat上で作成されたMeetの会議もクリックすると、ChromeのGoogle Meetが開くので、こちらも厳しい。

機能としては問題はないGoogle Meetのデスクトップアプリ(PWA)だが、Meetを行う動線を考えると使う機会がほぼない。

Google Meetでマイクのノイズキャンセルが使えるようになった

Googleからの事前アナウンスの通り、Google Workspace Business Standardでも、Google Meetでマイクのノイズキャンセルが使えるようになった。

これで、背景の雑音などを気にしなくてもよくなる。ただ、人の声は消してくれないので、背後の会話はそのままなので注意。あとは、音楽などをMeet経由で相手に伝える場合もキャンセルされるところがあるので、その場合は、ノイズキャンセルを設定でオフにする必要あり。

https://support.google.com/meet/answer/9919960

実際に何日か使ってみると、想像していた以上に、雑音を拾わない。というか、話声とかを除くと雑音ではマイクの反応ゲージが振れないので、ノイズキャンセルされているのがわかる。このノイズキャンセルをブラウザ上だけで行っているのだから、Googleはすごい。Google Meetは重いとか、機能が、と言われるがブラウザだけでできることを考えるとすごい。

Google Workspaceの ビジネススタンダードも、ノイズキャンセリングが使えるようになる

Googleから、Google Workspaceの ビジネススタンダードも、ノイズキャンセリングが使えるようになると発表あり。

https://workspaceupdates.googleblog.com/2021/06/background-noise-reduction-cancellation-update.html

もともとは、上位エディションでの提供だったが、これがかなり下のエディションまで落ちてきた。ビジネススターターで使えないのは、差別化戦略の現れだと思われる。ちょうど、ビジネススタンダードから、Google Meetの便利機能がたくさん増えるので、それに合わせられている。

リリースタイミングとしては、先行ユーザでなければ、2021年6月28日から2週間をかけてゆっくりと。待ち遠しい。

Google Meetのバーチャル動画背景をつかってみた

Google Meetのバーチャル背景に、新しく動画が追加された。追加された動画の背景は3つ。早速試してみた。

使ってみたのは、森タイプの動画。正直いって、使っている方は小さくなってしまうと何が動いているのか、さっぱりわからない。背景の動物が動いていることはわかる。バーチャル背景なので、人物の切り取りにはCPUを大量に消費していた。ただ、CPUの使い方としては、静止画のバーチャル背景のときと変わらない。切り取って合成するだけなので、動画でも静止画でも対して変わらないのだろう。代わりに、GPUの使用率は、かなり増えた。IrisのGPUで30%以上は使っていたので、GPUの負荷が高い。グラフィックメモリの使用量も増えた。

Google Meetのバーチャル動画背景は、GPUとグラフィックメモリ(メインメモリと共有ならばメインメモリも)に負荷がかかっていることがわかった。どんどん、リソースを喰うものが増えていく。

Google Meetでブレイクアウトルームが使用可能に。

Google Meetの機能追加が行われて、ブレイクアウトルームの機能が使えるようになった。これで、大人数でのMTGの途中で、個別の議論もできるようになった。

しかし、この機能が使えるのは、Google Workspace Business Standard以上(旧G Suite Business)だ。Business Starter(旧G Suite Basic)では使えないのが残念。Business Standardから使える機能(ミーテイングの録画など)がかなり多いので、アップグレードを促す意味もあるのだろう。個別にzoomなどを入れるよりも安いとはいえ、悩ましいところ。

Google Meetの電話参加用の番号に日本が追加された

Google Meetでウェブ会議するときに、電話での参加もできるように音声用の電話番号が追加されているが、これに日本の電話番号が追加されている。今までは、米国の電話番号だったので、国際電話だった。これに日本用の電話番号が追加されている。

あまり利用シーンはないかもしれないが、これはこれで便利になったと思う。