WordPressで公開中の固定ページを下書き(編集)してプレビューしてから公開したい

個人サイトだと気にしないのだが、コーポレートサイトとかキャンペーンサイトだと、公開したページを修正して、修正確認をしてから公開したい、ということがよくある。Wordpressの標準機能だと、一度公開してしまうと、下書きには戻せるが、公開したままの下書き保存はできない。固定ページなら、同じように作って、差し替え、も考えたがめんどくさすぎる。

不本意だが、プラグインを使って便利に解決する方法にすることにした。そのため、プラグインを調査し、用途にあったものを探した。いろいろと調べて、候補を3つに絞った。

PublishPress Revisions

評価もよく、更新もされている。
プラグイン名で検索すると、記事は少なめ。
公開記事に対して、更新の予約投稿ができるのがよい。
公開記事のリビジョン管理がメインなので、コーポレートサイトのようなところでWordpressを使っている場合にはよさそう。
インストール時に同じシリーズのものがたくさん出てくるので注意。

Yoast Duplicate Post

https://ja.wordpress.org/plugins/duplicate-post/

評価もよく、更新もされている。
プラグイン名で検索すると、記事もいろいろと出てくる。
記事のコピー機能としても使えるようなので、記事のコピーがメインの場合はこれでもよいかも。

WP Post Branches

https://wordpress.org/support/plugin/wp-post-branches/

評価もよく、紹介記事も多い。Wordpress、公開記事、下書き、みたいな検索ワードで調べると上位に出てくる。
ただし、更新が5年前で止まっていて、新しいバージョンのWordpressでテストされていない。
WordPressの更新で不具合が出る可能性が大きい。
惑わされないようにしないといけない。

いろいろと調べて、悩んで、公開記事の編集と事前確認がメインになるため、「PublishPress Revisions」を選択した。使い方などは、下記のサイトを参考に。

公開記事を予約編集・更新できるWordPressプラグイン「PublishPress Revisions」

個人的にはプラグインは極力いれたくない派。プラグインが増えると、Wordpressのバージョンアップで不具合になる可能性が高くなるので。それでもプラグインを入れないと実現できないことも多いので、慎重に選んで使う。

メモ:BASEとWordPressの違いが語られている記事。

ショッピングサイトを、BASEで作るか、Wordpressを使ってつくるかが語られている記事。シンプルで、要点がまとまっていて、いい内容だった。

BASEとWordPressの違い
https://mip.y-ml.com/_bcn?id=1001

BASEか、Wordpressか、で比較されているけれど、BASEではなくて、Shopifyでも基本的には同じ。Wordpressのところは、自社開発のECサイトやEC Cubeに読み替えても、結論としては同じになる。手数料を気にしないのであれば、ECショップの立ち上げは、BASEやShopifyだろう。結局、サイトのセキュリティやバージョン管理にどれだけ手間をかけられるのか、立ち上げ速度は同じにできるのか、などを考えるとSaaSであるBASEやShopifyの方が有利だから。

だけど、ショップサイトが主体ではなくて、製品紹介やコンセプト紹介がメインであれば、Wordpressの方が有利になる。世界観を作りやすいので。その場合は、EC用の何かをWordpressに組み込むよりも、BASEやShopifyのページに飛ばしたほうが簡単だし、安全であるけれど。

めも。

ファイルオーナーを変えてもFTPログインなしでWordpressのアップデートができない。そんなはずはないと思い、いろいろとチェックしたら、wp-config.phpに、過去にFTPの代わりにSSH2でアップデートをするために加えたFS_METHODの指定があった。これが邪魔をしていたようで、消したところ、FTPのユーザを聞かれずにアップデートができるようになった。

/** SSH SFTP Updater **/
define('FS_METHOD', 'ssh2');

設定を変えようと思ったのは、SSH2でのアップデートが失敗するようになったのが原因。プラグインの過去の設定と競合して、機能しなくなるとは。コンフィグまでちゃんと見直す必要はある。

WordPressのcocoonテーマでエラーが出る

WordPressのcocoonテーマで、下記のエラーが表示される。

/wp-content/themes/cocoon-master/lib/open-graph.php(356)

調べると、curlを使った処理でエラーになっていた。PHPのモジュールでcurlが入っているかみたところ、インストールされていなかった。FreeBSDのパッケージからcurlのモジュールをインストールして、apacheを再起動した。これで、解決した。

 pkg install php73-curl

WordPress 5.2.1へのアップデートで不具合

別のサイトで、Wordpress 5.2.1にアップデートしたところ、新規投稿画面と編集画面にアクセスすると、真っ白になるようになった。

Webサーバのログも見たが、これと言ったエラーも出ていない。念のため、Webサーバのサービスも再起動したが変わらず。一応、5.2.1の再インストールも行なったが変わらず。そんなわけで、とりあえず、放置。新しいアップデート待ち。

忘れた頃に、不具合を引くなぁ。アップデートする際には、気をつけた方がよいかも。