Google Gemini(生成AI)の企業向けデータ保護の範囲が拡大するかも

まだ、不確定なところが多いけれど。Google Gemini(生成AI)の企業向けデータ保護の範囲が拡大し、Google Workspace Businessで、商用のデータ保護が追加されるようだ。

https://www.theverge.com/2024/9/24/24252934/google-workspace-gemini-ai-security-assistant

https://blog.google/products/google-cloud/gemini-at-work-2024

ただ、Google Workspace Business Standardのアカウントで使えるGeminiの「リリースの最新情報」を見ても、その記載はなし。有料のライセンスとは別だとは思うだが。そのうち、表示が変わるのだろうか。

Google Chatのテキストでハイパーリンクが使えるようになった

ちょっと前に、Googleからアナウンスされていたが、Google Chatのテキストにハイパーリンクが使えるようになった。

https://workspaceupdates.googleblog.com/2023/07/add-hyperlinks-to-text-in-google-chat.html

今までは、ブラウザでURLをコピーして、Google Chatのテキスト部分に張り付けると、自動的にタイトルで貼り付けできるもののリンクにはならなかった。URLを張り付けようとすると、Ctrl+Shift+Vで、プレーンテキストとして貼り付けをしないと、コピーしたURLにならないという問題があった。それが今度は、通常のコピペで、リンク付きのタイトルが張り付けられるようになった。もちろん、プレビューも作成されるので便利になった。

Googleのステータスとしては、ロールアウト済みになっているので、基本的には使えるはず。

GoogleのCalendar APIから作業場所をとれるようになった

Google WorkspaceのCalendarに作業場所を入れることができる。この作業場所の情報を、Calendar APIから取得できるようになったとのこと。

https://workspaceupdates.googleblog.com/2023/07/google-calendar-api-partial-working-location-read-write.html

作業場所については、1日単位での入力から時間での入力ができるようになった。いままでよりも、細かく作業をしている場所を共有できるようになっている。この状況なので、Calendar APIを使って、だれがどこにいるのかを取得できる。

Google カレンダーの勤務場所が時間で指定できるようになった

Google カレンダーの勤務場所が、日の単位ではなく、時間単位で勤務場所を入力できるようになった。

これで、大まかにどこにいるのかの把握や周知がやりやすくなる。

勤務場所の時間での入力は、カレンダーで勤務場所の登録のときに、日付の横に「時間を追加」のボタンを押すことで指定できる。このボタンがなければ、時間指定できるようにはなっていない。

Google Chatのスペースがインラインスレッドに強制的に変わってしまう

もともと、Google Chatのスレッドは、トピック別スレッド形式で、後からインラインスレッドかを選べるようになっていた。それが2023年3月からは、インラインスレッド形式のみでしかGoogle Chatのスペースが作れなくなった。

トピック別スレッドで作成されていたスペースは、そのまま、トピック別として利用できていた。これが今年の後半、第4四半期といっているので、2023年10月から12月の間には、強制的にインラインスレッドに変わってしまうようだ。

トピック別に会話が整理された既存のスペースを、2023 年第 4 四半期までに新しいインライン スレッド形式にアップグレード
https://workspaceupdates-ja.googleblog.com/2023/06/2023-4.html

トピック別スレッドから、インラインスレッドに変換されると、内容は失われないけれど、時系列で並べられるという。これは、なかなか混乱しそうな気がする。

ChatGPTとGoogle Bardに同じ質問でプログラムを生成させてみた

ChatGPTとGoogle Bardに、同じ質問をして、プログラムを生成させてみた。(期待はしていないので、回答の検証はしていない)

少なくとも、ChatGPT の回答の方が見やすい。ちゃんとインデントはされているし、色分けもされているので、可読性が高い。それっぽく、モジュールのImportも行っている。 Google Bardは、読みにくい(そのうち、改善されるだろうか)。

あと、ぱっと見で分かるのは、ChatGPTは動作しそうな雰囲気がある。Google Bardは、動作しないということ。今後に期待だな。

↓ChatGPTの回答(あってるかどうかは検証していない)

↓Google Bardの回答(あってるかどうかは検証していない)

Google WorkspaceでGoogle Bardを使えるようにする

Google Workspaceで、Google Bardを使えるようにするためには、Google Workspaceの管理画面で「Early Access Apps」を明示的に許可する必要がある。「Early Access Apps」は追加されたが、デフォルトではOFFの状態なので、ON(許可)を行う。

1. Google Workspaceの管理画面にアクセスする

2. 「アプリ」から「その他のGoogleサービス」を開く

3. サービスの中に、「Early Access Apps」があるので、選択して、サービスのステータスをオンにかえて、保存する。もし、組織ごとに許可を行う場合には、対象の組織にのみ行う。

この設定を行なっても、設定が反映されるまでに少し時間がかかる。他のサービスと同じならば、最大24時間かかるので、少し時間が経ってから試す。

Google BardのURLは、↓

https://bard.google.com/

とても懐かしいもの

某リサイクルショップをみていたところ、とても懐かしいものをみた。Google miniの筐体が売られていて、ちょっと心がぐらついた。ちょっとバラしてみたい気もしたし、どんなOSになっているのかとか、いろいろと気になった。きっと使い物にならないだろうし、自制心で気に抜けた。ちょっとケースはいいかもしれないけど。大量にラズパイを並べるのにはいいかも。ラズパイを使う用事はないが。

っていうか、Google miniなんて、どこから仕入れたんだろうか。どこかの会社の人が売ったんだろうか。

Google WorkspaceのGoogle Driveの不適切コンテンツの検査が開始された

Googleが企業向けGoogle WorkspaceのGoogle Drive上(共有ドライブも)にあるコンテンツのポリシー監査を行い、不適切コンテンツが制限される

https://workspaceupdates-ja.googleblog.com/2021/12/google_21.html

これにより、制限が適用されたファイルの名前の横にはフラグが表示され、共有ができなくなるほか、一般公開(共有)も停止されるようなった。一般公開(共有)が停止されると、リンクを知っているユーザーもそのファイルにアクセスできなくなる。この状態になったファイルのオーナーには、違反の詳細と、審査をリクエストする方法が記載されたメールが届く。不適切コンテンツではない場合は、審査のリクエストを行って、ファイルの回復処理が必要とのこと。

Googleのポリシーを見ると、Google Drive上にあるファイルで、下記のようなものが対象になる。(https://support.google.com/docs/answer/148505)

  • 児童の性的虐待と搾取
  • 危険行為、違法行為
  • ハラスメント、いじめ、脅迫
  • 悪意のある表現
  • なりすましと不実表示
  • マルウェアおよび同様の悪質なコンテンツ

などなど。

Googleなので、機械的に検査されていくはずなので、日本語の場合、ヘイト的な内容の解釈によっては検査にかかる可能性は否定できない。

この手の規制は、コンテンツプロバイダの仕事なのでやることはわかるのだが、公開されているウェブの書き込み内容でもなく、企業向けのストレージも対象なのは恐ろしい。クラウドサービス(クラウドストレージ)を利用する以上は、諦めて従うしかないのだが。そのうち、オンプレミス回帰や重要なデータは、オフラインで手渡しのような形に戻るのではないかと考えてしまう。

Googleカレンダーで有効になった勤務場所のメインオフィスの設定

Googleカレンダーで有効になった勤務場所のメインオフィスの設定は、Google Workspaceの管理者が設定する必要がある。その設定方法。

1. Google Workspaceの管理画面を開く

2. 「ディレクトリ」→「ビルディングとリソース」→「リソースの管理」を開く

3. 「ビルディングを管理」をクリックする

4. 「新しいビルディングの追加」もしくは、既存のビルディングを編集する

5. ビルディングの追加や編集が終わったら、「ディレクトリ」の「ユーザー」を開く。

6. メインオフィスを設定するユーザを開く。

7. 「ユーザー情報」のパネルを展開する。

8. 「従業員情報」を編集する。

9. 「ビルディングID」に上で追加したID(ビル名)を入力する(選択はできないので、コピペなどで間違えないように入れる)。ここのビルディングIDがビルディングの管理のIDと一致しないとユーザに表示されない。

10. 入力が終わったら、保存する。

11. ユーザサイドで確認してもらう。ただし、反映されるまでに時間がかかる。