Azure VMware Solution (AVS)

Azure VMware Solutionについてオンラインセミナーで聞いたので、そのメモ。価格は別にして、使い勝手はよさそう。

  • Azure VMware Solutionの略は、AVS。
  • VMware SolutionはAzureの中のIaaS。
  • AVSは、ESXi、vCenter Server、vSAN、NSX-T、HCXがセットで提供される。
  • VMware Soluctionは、Azure側のセキュリティソリューションと組み合わせて使える
  • 通常のAzureのIaaSで稼働できないレガシーOSも動く(ESXiが提供されるので、ESXiで動作するOSは動く)
  • オンプレ側のIPアドレスを維持したままの移行が可能
  • Azureサービスの一部なので、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)が提供される
  • 日本では、東日本リージョンで提供される
  • VMwareのネイティブの運用ができる。PowerCLI、vSphere Clientが使える
  • vCenterは、URLを指定してアクセスする。
  • HCXの技術が使える(L2の延伸、vMotionなど)
  • HCXは、オンプレミスとクラウドのプライベートインフラ(VMware環境)で相互運用、移行を行うための技術
  • AVSの上のデータをAzure Backupで取得するなど、Azureの機能をシームレスに連携できる
  • マイクロソフトのソフトウェアアシュアランスをAVS上に持ち込める。移行期は、180日間の二重ライセンスの利用が認められる。
  • 予約インスタンスの場合、3年の予約でコスト50%OFFになる。
  • AVSのサポート窓口は、常にマイクロソフト。VMwareのサポートが必要なときも、マイクロソフトで受けて対応。切り分け後に対応ができなければ、マイクロソフトとVMwareで連携して対処される。
  • AVSのセットアップも、Azure Centerから行う。ブラウザ上から、選択していくことで作成できる。1時間半程度で、AVSが作成される。
  • サービスの初期は、1ノード36コアのみの提供。1クラスタは最大16ノードで構成できる。
  • クラスタの最低ノード数は、サービス用は3ノード。
  • ロードマップとして、PoC用のノード(1or2)を用意する方向とのこと。
  • Xeon Gold 2.3GHz(36コア)、Memory 576GB、vSAN 8×1.92SSD、vSAN Cashing 2×1.6TBNVMe。
  • PAYGモデル(時間単位)or予約モデルで提供される。
  • ESXiホストの管理やパッチ適用は、マイクロソフトが行う。
  • 物理インフラ、物理セキュリティ、物理障害は、マイクロソフトが行う。
  • Azure VNETとAVSネットワークは別もの。Azure内で、Edgeルータ間で接続される。Edgeルータは、ユーザから見えない。Edgeルータ間は、Express Routeで接続される。この時、同一リージョン内であれば、EpressRouteのコストはゼロ。
  • vSANには、容量の限界がある(ノード数に応じて増えるが、個別の追加はできない)。そういうときは、Azureの別のサービスにデータを保存することが可。
  • DBだけAzureのPaaS(DB as a Service)を利用することも可。
  • Application Gateway(WAF)からAVS上のサーバに負荷分散ができる。
  • Azure Backup ServerをAVS上のvCenterに連携させることで、仮想マシンをバックアップすることができる。
  • ESXiのノードの増減は、Azureの管理サービス上からできる(ブラウザからできる)。

Cisco Catalyst 2960-Lの後継は、Cisco Catalyst 1000。

Cisco Catalyst 2960-Lの後継は、Cisco Catalyst 1000とのこと。慣れ親しんだ2960の番号じゃなくなるのは、ちょっと寂しい。

Catalyst 1000では、「Single IP management」で複数のエッジスイッチをまとめて1台かのように扱えるのでいい。むかしH3Cのスイッチで同じような構成を使ったけれど、リング構成にできるので、経路の冗長構成もふくめて、なんだかんだで便利。

しかし、悲しいかな、これを使える機会がない。

参考: https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1283227.html

Windows 10 ver 20H2のIMEの予測変換がひどいのでオフにする

Windows 10 Ver.20H2のIMEの予測変換がかなりひどいので、オフにしてみる。Ver.2004でもひどかったが、20H2はさらにひどい。IMEは止め時なのかもしれないが、選択肢がほぼないので、オフにして様子を見る。

  1. 右下のツールバーで、IMEを選んで、右クリックする(「A」か「あ」のアイコン)
  2. 「設定」を選ぶ
  3. 「全般」を選ぶ
  4. 「予測入力」の部分のプルダウンで、「オフ」を選択する

これで、予測入力は使えなくなるが、誤変換や勝手に選択される問題もなくなる。

予測入力をやめてみて、感じたのは、かなり予測入力を使って効率化をしていた、という実感。予測入力がなくなると、最後まで入力しないといけないので、それはそれで時間がかかる。予測入力の精度が上がるのは一番だ。

G Suiteがブランド変更

GoogleがG Suiteのブランドを、Google Workspaceに変更すると発表した。ブランド変更くらいならば、もう驚きもしない。Google AppsからG Suiteになって、今度はGoogle Workspaceというだけだ。

https://japan.googleblog.com/2020/10/Introducing-Google-Workspace-to-help-you-get-more-done.html

ブランド変更時でめんどくさいのは、プランの名前が変わること。それにより、継続なのに新しいものになったかのように思われること。ブランドの名称を変更するのは、いろいろとお金もかかるし、良くやると思う。その時々の時代にあったブランドに変えていくのも大変だ。

余談が、Google WorkspaceとAmazon Workspacesが紛らわしい。名前は似ているが内容が全然違うので。