読了:伝達の整理学

読んだけれど、伝達が整理されたのかどうか、わからない。いろいろな方法、いろいろな偏りがある。まぁ、なにかが変わったということはない。受け手を意識した伝え方が重要だということくらいか。それだけならば、今と変わらないとも言える。悪くはないけれど、他の本の内容と被っていることもあるので、新しいものはないかもしれない。ちょっと中途半端か。

チャットとかスタンプの話はないので、コミュニケーション寄りの伝達についてはない。マスメディアとしての伝え方はあるけれど、どっちかというと本などの書きに寄っている感じだ。「読み書き偏重、知識を自分の頭に詰め込むことばかりに熱心で、」ともあるけれど、読み書きが重要視されているようで、フラットな感じはしない。思考の整理とは違って、コミュニケーションのような伝えるというところは、今という時代にフィットしていない人が書くと、どうしてもアンマッチ感が出てしまう。このような分野は、新進気鋭とか言われる人の方が面白い。古典的なものと、新しいもの、そういうバランスが重要だと感じた。

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