北京冬季オリンピックではスマホやPCを使い捨て推奨なくらいセキュリティが危ないと思われるようだ。

北京冬季オリンピックの開会式でスマートフォンで撮影しながら、入場してくる選手が多数いた。中国のネットワークを使っていてセキュリティは大丈夫なんだろうか。そういう疑問への回答の記事がWiredにある。

“使い捨てスマートフォン”が欠かせない北京冬季五輪、そのセキュリティリスクの深刻度
https://wired.jp/article/winter-olympics-2022-phones-security/

なるほど。たぶん、国によって違うだろうけれど、アメリカは選手にプライベートのスマホではなく、オリンピックのときだけ使うスマホをすすめている。体調管理アプリをスマホにいれれば、行動が筒抜けだろう。中国のネットワーク網を使えば、そのエリアを保護する目的でファイアウォールが入れられていれば通信も筒抜けなわけだ。今回のオリンピックはバブル方式で、選手も関係者も報道陣も行動制限が厳しいので、監視の手間は少ないから、なおさらなのだろう。

スマホもPCも、オリンピックのときだけの使い捨てを推奨とは、それほど危険視されているということ。日本の報道だと、COVID-19対策のことばかり報道されている。このようなセキュリティの話は聞かないので、偏りがあるなと思う。日本の報道各社や関係者は、どのような対策をしているのだろうか。していないような気がしなくもないけど。

中国内から中国のネットワークを介さずに通信しようと思うと、衛星通信くらいだろうか。低軌道通信衛星を使いつつ通信を暗号化すればいけるか。無線通信だから、傍受する方法が編み出されるだけなのだろうけど。諜報系の対策はいたちごっこだから。

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