読了:「好き」を言語化する技術

相手に何かを薦めるときのテクニック本。説得ではなく、自分がどういうところが好きなのか、を文章化したり、話し言葉にする思考過程のテクニック。一通り読んでみるといい。

印象に残っているのは、いまの「ヤバイ!」は「あはれ」と同じ・・・は、目から鱗だった。なるほど、同じ使い方でよいくらいのか。「あはれ」といわれると「趣がある」という訳だったような気がするが、感覚的には同じことのようだ。「あはれ」といえば、漫画の「阿波連さんははかれない」で、連発していた古文キャラがいた。「ヤバイ」に置き換えてみても、成立するので、おもしろい。昔から、好きを言語化するのは難しかったというべきか、時代にあわせた便利な言葉を生むのが得意だったというべきか。面白いものだ。


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