VB.NETで作成したウェブアプリのテキストボックス等でEnterキーを押したときに実行されるボタンを指定したい。
通常は、ウェブのForm上にあるボタンのうち、一番最初に記述された(配置された)ボタンになっている。
Enterキーを押したときに動作するボタンを指定する方法は以下。
- Enterキーを押下したときに実行するボタンのプロパティから、UseSubmitBehiviorを探し、Trueになっていることを確認する。
- 次にEnterキーを押下したときに実行したくないボタンのプロパティのUseSubmitBehiviorの値をFalseに変更する。
- 他のボタンも同じようにFalseに変更する。
この方法でEnterキーを押した際に、1で設定したボタンが実行されるようになる。
ただし、この方法で実行できるのは1つのボタンだけなので注意。
Webでは、FormのAcceptButtonプロパティで設定する方法が多数見つかる。
だが、VWD2008で設定を行おうとするとAcceptButton?プロパティは見つからず設定ができない。
そのため、UseSubmitBehaviorで設定する。
より正確に言えば、UseSubmitBehaviorは、PostBackが走った時に実行されるボタンクリックイベントについての記述になる。
このプロパティの値がTrueのもので一番最初のものが実行されているに過ぎない。
そのため、EnterキーでなくてもPostBackが走るのであれば実行される(はず)。