Veeam Backupで仮想基盤のバックアップを取得している場合、vCenter Server や、ダイレクト登録しているESXiを入れ替えて、仮想マシンを移行すると、同じ仮想マシン名でもVeeam Backup上は別のVMとして認識される。そのため、既存のバックアップタスクでは、移行先のホストをVeeam Backupに登録しても、バックアップ対象の仮想マシンは切り替わらない。
新しい仮想基盤にVMを移行させた場合は、Veeam Backupのバックアップタスクで、バックアップ対象となるVMを、指定しなおす必要がある。具体的には、個別のタスクで旧ホスト側のVMを削除して、新しいホストのVMを指定しなおす。このとき、別VM扱いになるので、バックアップ容量は気を付ける必要がある。