読了:デジタルエシックスで日本の変革を加速せよ

読了した。デジタル社会と向き合っていくためには、「倫理(=エシックス)」の考え方が重要だという話。社会実装やビジネスを考える上で「倫理(エシックス)」的でないと、受け入れられないし、発展も難しい。これはある意味、アート思考とも近くて、法で規制されていないからOKではなくて、倫理的にヒトに受け入れられるだろうか、ってこと。

それから、本書の中では、カタカナ言葉のデジタルエシックスやエシックスばかりが使われている。日本語の情報倫理とも、なんとなく、ニュアンスが違ってくるので、やっぱりカタカナ言葉の方が最終的にはしっくりくる。でも、なんか常用する言葉ではないので、わかりにくい。でも、倫理だともっと堅いというかなんというか。やっぱり、デジタルエシックスなんだろう。

海外事例のところで紹介されているデジタルエシックスを考えるフレームも参考になるのでいい。それをどう使って、どのようなサービスや考え方に落ち着いたのかなども。

完全な余談だけれど、某国の企業を信用できないのは、エシックス的ではないという直感があるから、だろう。ついでにイーロン・マ○クも、同じ理由で、個人的にはダメだ(変革とかやってきた業績は素直に認められるのだけど、根源的には信じられない。)。あとはソフトバンクも同じ部類だ。


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