Interop Tokyo 22に行ってきた

昨日まで幕張メッセで開催していたInterop Tokyo 22に行ってきた。行ってきたのは最終日の金曜の午後。

今年の印象は、会場はスカスカで出店企業が少ない。道は広めで歩きやすく、人も少ない。ネットワーク機器の大手はなりを潜め、中堅どころがブースを持っているので、印象がつよいイメージ。あとはお決まりのEDRなどのセキュリテイ製品やリモートワーク系のツールなど。ローカル5Gの機器を展示しているところも。自前で大規模なデータセンターを作るところもあまりないから、エンタープライズ向けの高いネットワーク機器の展示をしても、というところなんだろうか。Show NETには、ハイスペックな機器が並んでおり、膨大なトラフィックを捌いているので、デモンストレーションとしては、それでよいのかも。

それからCiscoのブースが小さすぎる。とりあえず出店した感がつよい。展示会に参加するよりも、ウェブ上で独自の発表をしていたほうがよいということか。もしくは売り込むようなものがないのか。Ciscoだけではないけれど、小さいブースが多く、ブースの説明員も少ない。1人に説明していると他の相手ができないところもあるので、なかなか難しい展示会だったのではないかと。

NICTのところには、タチコマがいたり、NIRVANA改だったりと、サイバー空間の演出がよくて楽しい空間になっていた。

規模の縮小は、COVID-19によって、人が展示会に行かなくなっているというのもあるが、コンピュータネットワークが一般的になり、一般人が意識しなくてもよくなったというのもあるのかもしれない。サーバなどの実行環境にしても、巨大なクラウド事業者のサービスを利用することが一般的になり、自前でハードウェアをもって構築することがほとんどなくなったのも影響しているかもしれない。

2年連続で掘り出し物もそんなに見つからなかったし、来年はどうするかな。

個人的に気になったのは、YAMAHAブースの吸音・消音の機能をつけた打ち合わせブースと、イトーキのオープン型の打ち合わせスペースだけど指向性スピーカーにより音漏れをすくなくした打ち合わせテーブルだ。これはフリーアドレスのオフィスにもマッチしやすくていいかも。使う側がなれるかどうかがあるけれど。

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