東日本大震災から10年

あの巨大な地震から10年もたった。なかなか実感はわかないけれど、そんなに刻はたっていたようだ。

あの日も赤坂で仕事中だった。地震が来て、外に避難していたら、道路沿いのボロいマンションの外階段が大きな音を立ててビルから外れるをみたり、歩道が陥没しているのを発見したり、背の高いビルが振り子のようにユラユラしているのをみたり。いろいろと衝撃だった。明るいうちに帰ればよかったのだが、いろいろと情報収集してたりと帰り始めたのが夜の19時半くらいだったか。何時間も何時間も歩いて、途中で休んだりしながら、歩いた。同じように歩いて帰る人たちの長い列。動かない道路の車。家についたのは、夜中のことだった。(あのときに、足の裏の筋を痛めて、それからずっと痛い)思い出せば、いろいろと異常な事態だったと思う。

それから、当面は自宅待機か、在宅で少し仕事をするような感じが輪番停電の間に続いたっけ。その時の教訓で、会社のVPNの自由度も、同時接続などの耐性も強化するシステムに変えた。デスクトップからラップトップに変えて、リモートワークができる環境も整えた。ネットワーク環境も良くした。次のこんなことがあろうかと、という時のために。その時に思い描いてた環境とは変わったが、昨年の緊急事態宣言時には、その準備もあって、スムーズにリモートワーク体制にできた。

10年の節目で思うことは、災害対策はやっぱり必要だということ。想定外の災害(疫病とか)はやってくるものだ。それから、災害時のための設備やシステムではなくて、普段から使っていて、ちょっとした変更で、災害時に使えるというのがよい。かけたコストも無駄にならないし、焦らなくてもいいからだ。普段の生活や仕事に馴染む災害対策は重要だ。

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