WSLからWSL2に更新する

Windows10 Ver.1903でWSLからWSL2にしたので、メモ。WSL2が出たときの手順よりも、かなり楽になってて衝撃的だった。特に仮想マシンのプラットフォームの部分がmsiファイルでインストールではなく、コマンドで済んだので、楽。

1. 「仮想マシン プラットフォーム」をコマンドで有効にする。

Powershellを管理者として実行する。下記のコマンドを実行する。

dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

PCを再起動する

2. 規定のバージョンをWSL2に変更する

Powershellを管理者として実行する。下記のコマンドを実行する。

wsl --set-default-version 2

3. 既存のWSLをWSL2に変換する。

PCにインストールされている既存のWSLの名前を下記のコマンドで確認する。

wsl -l -v

次にWSL2に、下記のコマンドで変換する。(Ubuntu-20.04の部分は、上記のコマンドで調べた名前を入れる)

wsl --set-version Ubuntu-20.04 2

もう一度、「wsl -l -v」コマンドを実行し、WSLのバージョンが2になっているか確認する。

wsl -l -v

■実際に試したところ

PS C:\windows\system32>  wsl --set-default-version 2
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください
PS C:\windows\system32>
PS C:\windows\system32>
PS C:\windows\system32>
PS C:\windows\system32> wsl -l -v
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-20.04    Stopped         1
PS C:\windows\system32> wsl --set-version Ubuntu-20.04 2
変換中です。この処理には数分かかることがあります...
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください
変換が完了しました。
PS C:\windows\system32>
PS C:\windows\system32> wsl -l -v
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-20.04    Stopped         2
PS C:\windows\system32>

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