とても面白い研究で、養殖ウナギを自然の川に放流したときの生存率の研究。これは面白い。
養殖ウナギ、天然に負ける…研究者「競争力低く放流で増殖困難」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
https://mainichi.jp/articles/20220712/k00/00m/040/003000c
養殖したウナギだと、天然のウナギとの争いに負けるという。やはり餌が豊富にある安定した環境だと、どうしても弱くなってしまうのだろう。天然ウナギは、いろいろなモノを食べていくので、弱肉強食というかなんというか。
これ、ウナギだけでなく、放流した魚の生存率も低いのだろうな、と。面白い研究だった。養殖してしまったウナギや他の魚はおいしく食べるのが一番ということなのだろう。
気になるのは、もと養殖のウナギは、マリアナ海溝まで産卵にいけるのだろうか、どのくらいの数がいくのだろうか。
そういえば、昔、釣った魚を水槽で飼っていたとき、新しく釣ってきた魚を混ぜると争って、元からいた魚が死んでいたっけ。安定環境の下になるとやっぱり弱くなるのだな。