今時の情報の調べ方?

本の読み方、情報の取得の仕方の議論をした。そして、思いっきりジェネレーションギャップを叩きつけられた。

ほしい情報は、ググるではなく、SNSの中で検索する(調べる)という。議論をしたのは、今年の新卒だ。つまり、数ヵ月前までは大学生。その世代は、ウェブに情報があるのではなく、SNSという閉じた世界の中に情報があると認識している。FacebookやTwitter、Instagramで調べるという。このメディアに情報がよるということは、このメディアの検索の仕方や検索バイアスによって、簡単に情報操作されてしまう。WWWの世界は、オープンと思っていたけれど、実は今、クローズな世界なのではないかと思える。Googleなどが、SNSの中をクローリングして、インデックス化したいわけだ。

本でも雑誌でもなく、SNSが最初の情報源。もちろん、TVやラジオも見ない聞かない。時代の変遷というやつだろう。出版社やテレビ局が苦戦するわけだ。

ちょっと前は、自前のブログという話もチラホラ聞いたが、今は聞かない。SNS上で、ストックではなく、フローで情報が流れていくし、そもそもアウトプットする人が少ないわけで、情報の溜まり場や流通が代わりつつあるのだろうと思う。

それから、話は変わるが、今じゃWikipediaの情報も参照されることが多くなった。大学の中はわからないが、ビジネスの世界だと、平然とWikipediaによると・・・みたいな会話がある。いろいろと突っ込みたい気持ちはあるが、概ねWikipediaの情報は正しいわけで、そんなに目くじらをたてても仕方ないかと思うようにしている。とても、違和感はあるのだけど。

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