厚生労働省から新しいテレワークのガイドラインが発表されていた

厚生労働省から新しいテレワークガイドラインが発表されていた。名称も変更になって「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」に改訂されている。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/shigoto/guideline.html

テレワーク(リモートワーク)を行った時に対する費用負担の取扱いや人事評価についても、触れられている。労働時間管理もテレワーク特有の事象の中抜け時間や長時間労働対策などにも踏み込んでガイドラインが作成されている。つまり、厚生労働省は、近いうちに企業の労働どう実態の把握や是正としてテレワークに関しても、深く調査していくという姿勢の表れなんだろう。企業の差により、テレワーク環境やスタイルの差はありそうなので、厚生労働省が踏み込んでいくことで労働環境はよくなることも期待できそうだ。ただ、それが逆に負担になってテレワーク(リモートワーク)を行わないという会社も出てきそうなので、一長一短な気はする。

それから、チェックリストも公開されているのだが、実際にチェックしてみると、なかなか難しい項目もある。チェックリストの内容としては、間違ってもいないし、正当なことなんだが、日本の住宅事情的には厳しいところがある、そんな気がする。日本全体として、テレワークの環境がよくなって、仕事しやすい環境になったらよいと思う。

やらかしたこと:Redmine

Redmineで、ユーザを消したら、消したユーザの担当していたものが、担当者の欄が空白(表示されない)になった。アカウントを消すと、ユーザ情報も消えるから、チケットの表示も変わるのね。Redmineはユーザの削除じゃなくて、停止にしておかないと、過去のチケットなどをみるときに不具合がでると。

学んだ。

「VMware vSphere7インテグレーションガイド」のおまけがよい。

「VMware vSphere7インテグレーションガイド」のサイトからダウンロードできる付録というか追加情報の「vSphere7へのアップグレードについて」がよい。

VMware vSphere7インテグレーションガイド – インプレスブックス (impress.co.jp)

vSphere7(vCenter Server 7 やESXi7)へアップグレードするときの考慮事項や順番、それにやり方がかいてあり、なかなかしっかりしている。本の内容というか、vSphere7の機能の話もいいのだけど、実際に困ったりするのは、アップグレードだったりするので、このおまけは役に立つ。

無料公開されているおまけの価値がすごいと思う。

Androidの「Google 日本語入力」のサポートが今日まで。

Androidの「Google 日本語入力」のサポートが2021年3月31日で終了した。結構前に、Gboardに乗り換えていたため、気にすることはなかったけれど。「Google 日本語入力」を使っているときの乗り換え圧力がすごかったので、乗り換えて、そのまま忘れていたというのが本音だが。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.inputmethod.japanese&hl=ja

最初は、Gboardの変換に不満だらけだったが、人は慣れるもので、ダメな変換にすら慣れてしまう。諦めという慣れなのかもしれないが。それにしても、Windowsも含めて、年々、各種のIMEの動作が悪くなっていく。これは、ATOKに乗り換えろということなんだろうか。年間6,600円の利用料はキツい。もっと安ければいいのだけど。

古いChromeでGmailにアクセスすると・・・

古すぎるChromeで、Gmailにアクセスすると、エラーになるのね。詳しく見ると選択すると、Chromeのダウンロードページなり、アップデートを促される。

たまに使うだけのコンピュータのメンテナンスは重要。OSのセキュリティアップデートだけじゃなくて、アプリなどのアップデートも定期的にやらないと。

読了:DX推進から基幹系システム再生まで デジタルアーキテクチャー設計・構築ガイド

1〜3章、7章、9章あたりがよかった。レガシーシステムのAPIサービス化やAPIを基本にしたマイクロサービス化と、データ活用基盤の整備に、レガシーシステムへの対処方のマッピングなど、面白かった。最新のDXの話ではなく、レガシーシステムをどうにかする話なので、最新のDXを知りたい人には向かない。

やる・やらない、ではなく、対処の度合いをわけているので、DX化はともかくとして、古いシステムへの対応の方針としてはいい感じだ。DX化は、古いシステムのAPI化が出来ていれば、もしくはDBとのデータのやりとりができる程度に、ホワイトボックス化ができれば、いろいろとできる。それに加えて、データ収集基盤なり分析基盤ができれば、それなりにスピーディーに物事は進むはずだ。あとは、それを行える人材がいるかどうかもあるが。人材についても章は割いているので、大事なのがわかる。しかし、シルバーバレットはないので、そんなに歯切れはよくない。人材は、外から無理矢理いれてくるか、コツコツとした積み重ねくらいしかないので、そうなるのだろう。

最新のDXではなく、今あるレガシーシステム(特にオープンレガシーのシステム)にターゲットを当てているので、最新のサービスやDX手法の話はない。だからこそ、レガシーシステムでDX化を行おうとするには、よい本かも。別にこの本をやれば、DXというわけではなく、あくまでもDXを推進するためのアーキテクチャをつくるところを解説しているだけなので、やっとDXのスタートラインに立ったところ、になるだけなのだが、それが一番難しいので、重要なのだ。

『「三井住友カード」などを名乗る不審なメール』が届いた。

『「三井住友カード」などを名乗る不審なメール』が届いた。Gmailの迷惑メールに届いたので、1週間以上も気がついていなかったのだが。これが、ぱっと見よくできていた。URLをよく見れば、違うことはわかるのだが、空目しそうな(タイプミスしそうな)感じで入れ替わっている。SPF判定などで、このメールが変であることはわかるのだが、Gmailのサポートなしでは見抜くは至難かもしれない。Gmailに感謝。

メールのソースを見てみたのだが、まず送信のメーラーが「Microsoft Outlook Express 6.00.2900.5512」という骨董品だ。Windows XPのまでのメーラーですね。とても久しぶりにみた気がする。これは、たぶん送信元のメールアドレスを偽装するのに楽だから、だと思われる。それから、送信に使われてるメールサーバのIPアドレスは北京のプロバイダの管理範囲内だった。SPFコードはないし、中国に割当たっているIPアドレスだし、完全に詐欺メールだ。

でも、よくできているので、機械的なサポートがないと、見抜くは本当に困難じゃないかと思う。メール周りのセキュリティは、本当に気をつけないと危ない。良くも悪くも、GmailやMicrosoft365のExchangeとかに頼るのがセキュリティ確保への近道だと思う。(ちょっと自分でできないのは、悲しいが、日々進化する詐欺メールなどに対応している余裕などはないし)

おまけ。

他にもみてみたら、「三菱UFJニコス銀行」をかたる詐欺メールもきていた。これも、Outlook Express 6からで、IPアドレスも同じプロバイダなので、同じ組織と思われる。使ってもいないところなので、リストが漏れているとかではなく、メールアドレスに対して、詐欺メールを送りまくっているのだろう。

Evernoteに追加されたScratch Pad

新しいEvernoteのHomeに追加されたSCRATCH PADの話。これはなんだろうと思って使ったみた。

ホームにあり、入力可能な状態になっているので、簡単に入力できるのは便利だ。SCRATCH PADに入力したら、勝手にノートとして保存されるかと思ったら、そういう動作ではなかった。ホームに、ずっといて、入力した内容が表示される。個数を増やせるわけでもなさそうだ。イメージとしては、ホームにある固定の付箋と言った方が良い。

SCRATCH PADは、メモを書き留めるのは楽なので、ささっと書いたら、右上の「…」をクリックして「Convert to note」を選択して、ノートにして保存するのがよさそう。

それから、使ってみてわかったのは、SCRATCH PADに文字数制限があるということ。だいたい表示されている枠がよりも少ないくらいの入力制限だ。入力最大数になると、「Convert to note」をするように求められる。ある程度、書くなら最初からノートの方が楽だ。SCRATCH PADの一行目を、タイトルにしてくれるわけでもなく、ノートのタイトルは、「Scratch Pad – Jan 20, 10:34 AM」のようにSCRATCH PADと日付になってしまうので、後から修正する手間がある。

もし書いた内容がいらなけば、「Clear scratch pad」で内容も消せる。内容は消せるが・・・これ、結構動作が遅い。入力した内容を選択して、消した方が早いレベルだ。

思ったよりも、使える範囲が制限されるSCRATCH PAD。とりあえず、メモするくらいの使い方かな。

2021年、あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年は混雑をさけるために初日の出には出かけず。初詣にも行かず。密をさけて、昼に散歩。富士山がうっすらと見えたので、初日の出の代わりに撮影。こんなにも出かけないのは、年末にインフルエンザにかかった時以来かもしれない。

NEW NORMALな世界に続く一年と思うので、できることをがんばって生きていこう。

企業の標準ブラウザは、Chromeを選択するか、ChromiumのEdgeを選択するか

企業の標準ブラウザをどうするかについて考えてみた。個人的な見解だが、先に結論から書くと・・・

  • Google Workspaceを使うなら、Chromeを選択する、
  • M365(OfficeとExchange)を使うなら、Chromium Edgeを選択する、
  • バージョンは指定できないので、常に最新もしくは最新を含む2世代とする、

でよいと思う。

標準ブラウザをChromeとEdgeのどちらにするか、ということについてはデバイスおよびブラウザでの設定の同期(お気に入りやパスワードなど)をどうするかが中心になる。

  • Chrome = Googleアカウントで同期、Google Workspaceならば、そのアカウント。
  • Edge = マイクロソフトアカウントで同期、M365ならば、そのアカウント。

これは、設定の同期を許可するかどうかを、ログインするアカウントの管理で行うことができる。ここが2つのブラウザの大きな差というか特徴になる。

例えば、M365BPやE1以上を使っており、Google Workspaceを使っていないなら、たぶん、Edgeの方が管理性がよい。かつ、グループポリシーなどで、Edgeの設定も変えることができる。MacやAndroidの場合は、グループポリシーは使えなくとも、Edgeは提供されるので、同じような環境にすることもできる。Windowsで環境が組まれているのであれば、Edgeの方がよい。

ただ、Windows10の管理で、古いバージョンのWindows10がいる場合は、個別にインストールしていかなければならない手間があるので、そこは最初の手間が必要だ。

逆に、Google Workspaceを使っているのであれば、Chromeの方が使いやすくなる。あとは、Chromebookを採用したりして、企業管理を行う場合もChromeの方がよい。ChromeにはChrome Enterpriseというバージョンが存在し、セキュリティ設定などを行うことができるが、別にライセンスを購入する必要があるなど、不明瞭な部分が多い。

あと共通して言えることは、ChromeもEdgeもリリースが1か月~2か月で、どんどん新しいバージョンがリリースされていく。そのため、PC側は常に新しいバージョンにしなければならないということ。基本的には、自動更新をONにしておくことで、新しいバージョンになっていく。Edgeの場合も、Windows Updateとは独立してバージョンが上がっていく。そのため、特定バージョンに固定して、使い続けるのは困難だということ(他のブラウザ、Firefoxなどもどんどん新しくなる。)。アップデートのタイミングもあるので、最新を含む直近2世代のバージョンがよい。

インターネットにつながず、イントラ環境でのみ使うPCがあり、ウェブシステムがあったときには、なかなか厳しい。固定できなくもないが、次に環境を作るときに、そのバージョンをインストールできるとは限らない。

それから常に新しいバージョンのブラウザになるということは、サポートされるJavaScriptのバージョンも変化する。機能追加されていく分には、よいのですが、マレに機能削除が行われる。そのため、パッケージを導入している場合には、最新のパッチを当て続ける必要がある。自社開発の場合には、影響の見極めが必要になる。例えば、2010年ごろは、Chromeで、JavaScriptのShowModalDialogが使えたが、2014年とかに廃止が発表され、数年後につかえなくなった。アプリのリリース時には、Chromeでテストをしていても、時がたつと使えなくなるものも出てくる。なので、システム運用側も、それなりの覚悟が必要になる。特に利用期間の長いシステムがある場合には・・・。ここは、どちらを選ぶかというよりも、ChromeかEdgeかを考えるときには、そのアップデートのスピードに対応した運用や見直しが必要なってくることを意識する必要がある。

ブラウザのデフォルトの検索エンジンは、Edgeであっても、Googleに変更することができるので、そこは柔軟になった。

標準ブラウザが、ChromeかEdgeかは、使っているプロダクト(Google WorkspaceかM365か)やOSによって、選択するのが良い。