Scratchで、機械学習・・・。こういう本もあるのか。モデルの利用がどんどんと手軽になっていく感じがする。AIを使いこなすというか、適材適所でモデルを選択できる感覚や選定力が求められていくんだろうな。というか、Scratchのころから、選んでいくような世代のデジタルネイディブが仕事に出始めたら、ビジネスシーンは変わるんだろうな。焦り・・・。
Windows10では、フォトでビデオ編集ができる
Windows10には、Windows Movie Makerはない。
かわりにWindows10の標準ソフトの「フォト」のビデオプロジェクトで、Windows Movie Makerと同等のことができる。
「フォト」を開いて、「ビデオプロジェクト」を選ぶと、Movie Makerと同じような画面になり、ビデオの編集ができる。
ウェビナーに定員がある理由
メールでIT関連のウェビナーの案内がよく送られてくる。その中に、定員になった場合は抽選という文言があることがある。ウェビナーは物理的な箱(会場)はないので、箱のキャパシティには影響されないはずなのだが。
よく見てみると、定員があるのはzoomを使ったセミナーが多い(海外では、禁止になったり許可になったりしているが、日本はずっとzoomが人気だ)。zoomの有償契約の場合、Proが一番安く、これのデフォルトの参加人数が100名だ。追加費用で参加人数を増やすこともできるが、増やさないから定員になるのだろう。ウェビナーオプションをあわせても、物理的な会場に比べると、かなり安いはずだが。そもそも、物理的な会場で空きをなるべく作らないように人を集めるのが大変だったから、定員まで埋まるということを考えていないのかもしれないし、増やそうともしないのかもしれない。
有償のウェブ会議システムの参加人数 = ウェビナーの定員
2020年秋に、PHP8がリリースされる
PHP5から、PHP7に乗り換えるときに、いろいろと動かなくなって苦労した記憶がある。今度は、今年の秋にPHP8がリリースされる。PHP7との互換性は、多少損なわれているそうなので、また、移行の苦しみがあるようだ。
自分で、PHPを使ったプログラムは開発していないけれど、PHPのアプリケーションは使っているので、しばらくは対応待ち。そのあとで、移行がある。そして、また、微妙に動かない部分が出たり、忘れた頃に不具合が見つかったりするのだろう。PHP8が出たあとの移行は、すんなりと行くだろうか。
bitnamiはVMwareに買収されていた
Redmineがパッケージ化されていて、簡易的に環境を用意するのに便利なBitnamiのツール群。その運営のbitnamiが2019年9月にVMwareに買収されていた。Cookieの承諾がVMwareのものになっていなければ、気が付かなかった。
GoToWebinarを使ってみた(参加する側)
この前、参加したウェビナーは「GoToWebinar」というシステムを使っていた。聞きなれないものだったので、メモしておく。
- GoToWebinarは、LogMeInというウェブ会議システムのウェビナー専用ツール。
- ブラウザだけでは完結しない専用のツールをインストールするタイプ。なので、時間ちかくに入ろうとすると、インストールに時間がかかって時間通りに参加できない。
- ウェビナーをうけているときの、このツールのコントロールパネルの場所がわかりにくい。
- コントロールパネルが見つからないと、質問チャットが送れない。
- ウェビナーなので、一方的にみているだけなのに、手軽な感じがしない。
- CPUの使用率は、他のウェブ会議システム(Google Meet)などとあまり変わらない。第7世代Core i5のモバイルCPUで、30%くらい。
- このシステムにアンケートは付いていないが、終了時に、ブラウザで特定のページを表示できる(アンケートページが開いた)。
- LogMeInは、2019年のガートナーのマジッククアドラントで、ギリギリ、リーダー枠には入っているが他のツールとはかなりの差がある。
https://www.gotomeeting.com/webinar
普通に考えて、他のツールの方が良い。
Google Meetが16ユーザまでタイル表示できるようになって快適
Google Meet(名前が変わる前は、Google Hangouts Meet)で、Zoomなどのように、タイル表示で表示できるユーザ数が増えた。16ユーザまで増えたので、ミーティングするときは快適になった。ただ、同時に表示するビデオの数が増えたので、PC側にかかる負荷は上がった。その場合は、ビデオの受信をOFFにすれば、音声だけになるので、軽くなる。標準機能なので、アドオンを入れなくて使えるのがよい。
あと、Chromeの別のタブで再生されるビデオの共有のスムーズさ(というか早さ)の向上も機能追加されている。たまたま試す機会があったのだけど、快適に動画の再生が共有されたのでびっくりした。ウェブ会議中にムービーを再生して見せることができるのでいい感じだ。
あとは、Google Meetにバーチャル背景の機能を追加してくれれば、かなり便利になると思う。少なくとも、Zoomなどとの机上のスペック差はなくなるので。
COVID-19の副次的な影響として、リモートワーク、リモートミーティングの重要度が増した。マイクロソフトのTeamsもGoogle Meetも、どんどん進化してきているので、この調子で、機能アップしてほしい。あとできれば、JamboardアプリもMeetから使いやすくなってくれたらいいのだけど。
脱クラウドへの動き
脱クラウドというか、オンプレミスへの回帰の動きが欧米ではある。英語での表記だと「Cloud Repatriation」。クラウドへの移行が進んで、結局パフォーマンスなどの問題やコントロールの問題から、一部はオンプレミスに戻している企業がある。
一方、日本はDXへの流れとして、クラウド化への流れが主流。欧米は、一周まわって、パフォーマンスなどが求められるものは、オンプレミスという潮流の中で、なんでもかんでもクラウド推進の流れがある。これは、基幹システムや重要システムは、無理にクラウドにもっていかない方がいい。適材適所という意味で、ハイブリッドクラウドによる棲み分けがよい。
Cloud Repatriation – to Migrate Back or Not?
https://blog.westerndigital.com/cloud-repatriation/
Cloud Repatriation Accelerates in a Multicloud World
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=US44185818
「我が国のサイバーセキュリティ強化にむけ速やかに取り組むべき事項」を読んで。
東京オリンピックにむけて、サイバーセキュリティタスクフォースが出した提言「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに取り組むべき事項」を読んでみた。緊急というくらいなので、どのくらいのことがかかれているのか。
「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに 取り組むべき事項[緊急提言]」の公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02cyber01_04000001_00093.html
解釈して、簡単にまとめると・・・
- この提言の先は、総務省が主体。
- 民間に対して、具体的かつ直接的な何かがかかわれているわけではない。(いつもの政府系の書類らしいつくり)
- 総務省に求めていることの裏には、民間で対策すべきことがある。
- IoT機器のセキュリティ対策をすべし。
- サイバーセキュリティ人材の育成、サイバー攻撃の防御の演習をすべし。
- サイバー攻撃に対する情報共有や情報取得を行うべし。
- 公衆無線LANのセキュリティ対策と、怪しい無線LANにはつなげない、公衆無線LANでも接続した先の通信は暗号化するなどの対策をすべし。
- (制度についてもふれられているが、政府の取り組みなので特になし)
具体策などはなく、基本的なことがかかれている。緊急提言として、基本的なことをがかかれているということは、それだけ、この基本的なことができていないという解釈もできる。奇をてらうことはなく、着実なセキュリティ対策が一番効果的ということだ。
日経SYSTEMSが休刊していた
「日経SYSTEMS」休刊のお知らせ
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/sys/18/032700026/091000020/
会社で定期購読していて、2月号が並ばないな、と思っていたら、2020年1月号を最後に日経SYSTEMSが休刊していた。また一つ、コンピュータの雑誌が消えた。
日経コンピュータと記事がかぶっているところがあったりはしたけれど、それなりに情報リソースとしては有益だった。特に別の人に対して、何か説明するときには、日経SYSTEMSの記事でも書かれている、という使い方ができただけに休刊は残念。情報収集のために、xTECHの有料会員にならざるを得ないかもしれない。xTECHのサイトだと、まとめて読むとかはつらいからなぁ、それにいろいろと開いているうちに、時間を浪費するしなぁ。はぁ。