定期的に記事になるオンプレとクラウドとどちらがコストが安いかの話。なんだかんだで、オンプレの方が好きだというのもあるので、ちょっと考えてみる。
「クラウドに比べてコストを大きく抑えられる」とFastmailがオンプレミスで独自のハードウェアを使用する理由を語る
https://gigazine.net/news/20241224-on-premises-cloud-cloud-merit
やっぱり突発的なサーバ追加や容量の増加がなく、コントロールできる環境であれば、オンプレのほうがコストは安い、ということ。特に大容量データをもっていたりとか、常に稼働させるスペックが要求されるサーバがあるならば、オンプレの方がいい。今は、クラウド側でもリザーブドインスタンスにしたりとかすれば、コストは抑えられるけれど、長く使う前提があるのならば、オンプレ。
逆に、急激にサービスが成長していくとか、環境がどんどんと変わっていく段階のステージの会社やサービスならば、オンプレだと成長速度に追い付けないので、コストがかかってもクラウド環境を選択したほうが便利。
オンプレの方が圧倒に有利なのは、急激な変化のない日本型の企業のシステムだと思う。結局、IaaSでシステム組むことになるのならば、オンプレで長く使う方がいい。それに、あのRDBのライセンス料を考えると、そこだけでもオンプレの方がコストメリットがあったりもする。ただ、メールやグループウェアはSaaS利用の方が楽だし、安くつく。