Veeam Agent for Microsoft Windowsは64TBをこえるボリュームのバックアップを取得できない

Veeam Agent for Microsoft Windows 6では、64TBをこえるボリュームのバックアップを取得できない。バックアップタスクは作成できるが、バックアップの取得時にエラーになる。ボリューム全体ではなくて、フォルダ指定でもエラーになる。

これは、Veeam AgentがVSS(Volume Shadow Copy Service )を利用してバックアップを行っているためである。VSSは、64TBをこえるとスナップショットの作成時にエラーが発生する。そのため、Veeam Agentでのバックアップもエラーになる。

WindowsのOS側の制約なので、1つのボリュームで64TBにならないようにパーティションをわけて、そのボリュームのバックアップをVeeam Agentでとることになる。

参考:

https://helpcenter.veeam.com/docs/agentforwindows/userguide/system_requirements.html?ver=60

https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-server/backup-and-storage/usability-limit-volume-shadow-copy-service

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