企業用のMicrosoft 365でログイン時に2段階認証を求められるようになった。

企業用のMicrosoft 365でログイン時に2段階認証を求められるようになったと、急に言われ始めた。もともとMFAのところは設定していないので、2段階認証が求められるはずはないはずだが。

念のため調べてみると、Microsoft 365の画面の「ホーム > セットアップ > 多要素認証 (MFA) の構成」で、「完了」のところに緑チェックマークがついている。

ここの管理をクリックすると、Azure ADの管理画面が開く。概要のプロパティのタブを開くと、「お客様の組織は、セキュリティの既定値群で保護されています。」に緑チェックマークがついている。セキュリティの規定値で、MFAが有効化されているので、M365のログイン時に、2段階認証のMicrosoft Authenticatorの登録が促されていた。MFAを無効化する場合は、ここの「セキュリティの既定値の管理」をクリックして、設定を変更する。

この規定値については、下記の「Japan Azure Identity Support Blog」にあるように、自動的に有効化されたため。

2022 年 6 月末から「セキュリティの既定値群」の有効化が促されます (対象 : 一部のテナント)
https://jpazureid.github.io/blog/azure-active-directory/security-default-2022/

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