iLOはWindowsの権限がある程度ないとブラウザでスクリプトが動作せず、ログインできない

HPの便利なサーバツールのiLO。
電源のON/OFFやハードウェアの状態などの確認やコンソールの確認もできるので重宝するツールだ。
設定したiLOには、ブラウザを使ってアクセスするのだが、
企業の中には運用端末経由じゃないとアクセスできないようにネットワーク設計されていたり、
ルールとして縛られていたりする。
その運用端末がWindowsでログインするユーザが一般ユーザの権限しかない場合、
iLOの画面はIEからアクセスできて表示できるが、ログインIDとパスワードを入れて、
OKをクリックしても、次の画面に進まないことがある。

iLOの画面を開くときに、スクリプトの実行が云々という警告がでるので、
インターネットオプションから信頼済みサイトに登録して、
スクリプトを実行できるようにする(している)。
それでも、ログインできない時の話。

その場合は、ログインをしているユーザの権限を疑う。
リモートデスクトップなどで、運用をするためのユーザを使っている場合、
ポリシーとして弱い権限しか割り当てていないことがある。
(会社によると思うが・・・)
その場合、画面の見た目上は、スクリプトが動くように錯覚するが、
実際はWindowsによりスクリプトの実行が禁止されており動いていない。
切り分けとして、WindowsのAdministratorやAdministrator権限をもったユーザを使い、
iLOにアクセスして、ログインを試す。
Administrator権限を持ったユーザの環境からアクセスしログインできれば、
使用していたユーザの権限が足りないということ。

試した環境は、Windows Server 2008以降、iLO3、iLO4。

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