Rakuten AI OPTIMISMに行ってきた

今年もパシフィコ横浜で行われていたRakuten Optimismの見学にいってきた。

今回の展示&カンファレンスは、B2B色が強い感じで、会場自体が登録している人だけが入れるので、一般ユーザはほぼおらず。子供もいたけれど、関係者か市場の出展者のような感じがした。遊べるところ、というよりも、企業が導入するようなコンテンツに展示が寄っている感じだった。AIメインになっているので、一般の人向けじゃないから、そういうことなんだろう。そういう側面もあってか物産展みたいなところはない。休憩所にはフードトラックはいたので、食べるものに困る感じはしなかった。人は多いけれど、見やすくてよかったんじゃないか、と思う。

2025年5月1日からSMTP認証で「smtp.gmail.com」への接続がエラーになっているかもしれない。

Googleが下記の内容の変更を2025年5月1日から行っている。そのため、SMTP認証で「smtp.gmail.com」への接続がエラーになっているかもしれない。

2025 年 5 月 1 日より、ユーザー名とパスワードを使用して Google アカウントにログインすることを求める安全性の低いアプリ、サードパーティ製アプリ、デバイスは、Google Workspace アカウントでサポートされなくなりました。 https://support.google.com/a/answer/176600?hl=ja

代替手段も、上記のURLで公開されているので、設定すればよさそうだ。設定変更は発生するので、対応は慎重に、だ。

セキュリティインシデント対応机上演習教材がIPAから公開された

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)より、セキュリティインシデント対応机上演習教材が公開された。

机上演習用のシナリオもついている。

https://www.ipa.go.jp/security/sec-tools/ttx.html

ざっと中身を見てみたが、配布用の資料もついている。議論のポイントやサンプル回答(これは配布資料とは別)もついているので、答え合わせ的なこともできる。とても細かい作業を想定しているのではく、初動対応として何を目指すのか、エンジニアを対象というよりも、普通の人を対象にしている感じだった。個別ツールの話ではないので、研修教材としてはいいのではないかな。

「Excel」で2つ目のファイルを開くのが遅くなる問題あり

なんだかんだで作業効率への影響が大きい。

Microsoftで、下記の通り、「Excel」で2つ目のファイルを開くのが遅くなる問題があるそうだ。

Microsoft 365 Appsバージョン 2402 以降の Excel では、バージョン 2302 等の以前のバージョンと比較して、ふたつ目の Excel ファイルを開くまでの待ち時間が長くなる (ファイルを開くのが遅い) 場合があります。

https://officesupportjp.github.io/blog/cm889ij900000tw6ygk5y0dlo

これの対処はMicrosoftによると、

ふたつ目の Excel ファイルを開いた後に、ひとつ目の Excel ファイルを開いている Excel のウィンドウ上でマウスを動かすことで、ふたつ目の Excel ファイルを開く速度の改善が期待できます。

とのこと。

実際に実験してみたが、ファイルを開くのが遅い問題はある。何度か試してみたが、最初のExcelを選択して、マウスを動かすと早くなる。

昔、マウスのカーソルを円状に動かすとネットの読み込みが早くなるとかいうおまじないがあったっけ。それを思い出した。あのとき、効果があったのかどうかはわからない。待ち時間でやることないから、動かすとか、そんな話はあるが。

メモ:JPCERT/CCが確認したフィッシングサイトのリスト

JPCERT/CCが確認したフィッシングサイトのURLを整理して、GitHubで公開している。

CSVファイルで公開されているので、項目を加工してフィルタリングツールなどにも入れやすい。アレなサイトは載っていないけれど、危険なフィッシングサイトのリストはありがたい。

JPCERT/CCが確認したフィッシングサイトのURL
https://github.com/JPCERTCC/phishurl-list/?tab=readme-ov-file

Google WorkspaceのGeminiで情報が保護対象になっているかを見分ける方法

Geminiのプロンプトの入力欄に、鍵マーク(盾マーク)がついている場合には、Google Workspaceの保護対象になっている。

ベースになっているLLMは、Gemini 1.5 Flash モデル。(2024年12月5日現在)

Geminiへの問い合わせ後は、画面の下に、以下のような注意が表示され、保護されていることがわかるようになっている。

xxxxx のチャットはモデルのトレーニングには使用されません。Gemini は不正確な情報(人物に関する情報など)を表示することがあるため、生成された回答を再確認するようにしてください。

Google Gemini(生成AI)の企業向けデータ保護の範囲が拡大するかも

まだ、不確定なところが多いけれど。Google Gemini(生成AI)の企業向けデータ保護の範囲が拡大し、Google Workspace Businessで、商用のデータ保護が追加されるようだ。

https://www.theverge.com/2024/9/24/24252934/google-workspace-gemini-ai-security-assistant

https://blog.google/products/google-cloud/gemini-at-work-2024

ただ、Google Workspace Business Standardのアカウントで使えるGeminiの「リリースの最新情報」を見ても、その記載はなし。有料のライセンスとは別だとは思うだが。そのうち、表示が変わるのだろうか。

BitnamiでRedmineの単体インストールパッケージが提供されなくなっている

Windows用や、Linux用のRedmineの簡単インストールのパッケージを配布していたBitnamiで、インストール用のパッケージ配布がなくなっていた。コンテナイメージやRedmineのインストール済みのVMイメージについては、現在も配布されている。

パッケージが配布されていないので、BitnamiでのRedmineのバージョンアップができなくなった。試すだけならば、コンテナイメージやVMイメージでよいのだが、通常利用には向かない。残念だ。

情報銀行の1つが終了

三菱UFJ信託銀行の情報銀行サービス「Dprime」が終了するとのこと。情報銀行というコンセプト自体はよいと思うが、すでに情報を握っているIT巨人ではなく、もともとの銀行がやるというのがハードルが高かったのかもしれない。銀行なら信頼できるから預けて活用する、というわけではなくて、預ける情報の不安から活用されなかったようだ。たぶん、これは過度な監視・管理社会が嫌いという日本の国民性の問題だったのかもしれない。そして、まだ、時期早々だったのだろう。

三菱UFJ信託の“情報銀行”終了 情報管理への不安から活用進まず
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/20/news115.html