GASは、Googleのサーバ上で実行されるため(クラウド上で実行されるため)、一部のユーザによって過負荷をかけられないようにスクリプトの実行に際して制限がある。
スクリプトの実行時間やメールの受信者数、カスタム関数実行時間などを制限するハード制限。スクリプトの実行中に制限を超えると、スクリプトはエラーで終了する。
ドキュメントの作成やカレンダーイベント作成など、一日あたりの実行回数を制限する容量制限。容量制限は、ユーザーごとにカウントされており、太平洋標準時(PST)の0時にリセットされる。だいたい日本だと、16時か17時で、サマータイムなどで変わる。
ハード制限の例
- スクリプト実行時間: 1回あたり6分
- カスタム関数実行時間: 1回あたり30秒
- メールの受信者件数: 1メッセージあたり、50件
容量制限の例
- カレンダーイベント作成数: 1日あたり、10,000件
- ドキュメント作成数: 1日あたり、1,500件
- JDBC接続: 1日あたり、50,000件
GASの制限が書かれたページ
– https://developers.google.com/apps-script/guides/services/quotas