vSphere8.0でESXiの起動時(電源ON時)にVMも起動させる設定のメモ。
自動起動は、「ホストがvSphere HAクラスタの一部である場合、仮想マシンの自動起動とシャットダウンが無効になります。」という仕様があるので注意すること。
vSphere8でのホスト起動時の自動VM起動設定
1. vCenter Server にログインする。
2. 「ホストおよびクラスタ」のメニューを開く。
3. 自動起動させたいホストを選択する。
4. 「構成」タブを選択する。
5. 「仮想マシンの起動およびシャットダウン」を選択する。
6. 「仮想マシンの起動およびシャットダウン」のメニューに「自動順位付け」「自動」「手動での起動」の選択項目があるので、「手動での起動」を選択する。ここで表示されている仮想マシンは自動起動設定がされていないVMである。
7. 「編集」をクリックする。
8. 画面内のポップアップで「仮想マシンの起動/シャットダウン設定の編集」が開く。
9. 「手動での起動」を選択し、一覧から自動起動させる仮想マシンを選択する。
10. 「移動先」をクリックし、「自動」または「自動順位付け」を選択する。(移動先の場所はわかりにくいので注意)
11. 上記で選択した「自動」/「自動順位付け」を選択し、選択した仮想マシンが表示されていることを確認する。
12. 確認後、「OK」をクリックする。(クリック前の起動の表示は無効になっているが、これでよい)
13. ポップアップが閉じるので、「仮想マシンの起動およびシャットダウン」で、「自動」/「自動順位付け」を選択し、選択した仮想マシンの起動が有効になっていることを確認する。
もし、自動起動やシャットダウンのタイミングを変更する場合は、編集画面で、起動時間とシャットダウンの時間の秒数を変更する。