最近、営業系の迷惑メールで件名が「RE: 日程調整の件」とか「RE: XXXXの件」のものが多く来るようになった。
今までやり取りをしたこともなく、返信のREの前のメールもない。それなのに、いままでやり取りをしている感を出して、返信のような感じで営業メールを送ってくるところが増えた。そういうメールは、だいたいフレンドリーだったり、失礼な感じのメールが多い。
これ、どこかの営業セミナーか何かで紹介されているのだろう。開封率が高いとか、ぼけて返信があるとか、そういうものを誘発しているのだろう。もう、分類的にはフィッシングメールに近いような感じだ。フィルタしにくいし、これを開いて消す手間もあるので、本当に迷惑。
内容勝負ではなく、見た目のひっかけやすさだけを目的にした営業メールは、DMとしてのインフラを崩壊させるわけで、だれも得をしないはずだ。大量のメールをGoogle(Gmail)やMicrosoftが規制するようになっているので、プラットフォームとしてかなりきつい。そうなると、ウェブでのマーケティングになるのだろうけれど、こっちも悪質なものが増えて、ブロックされるケースが増えている。そうなると初心に戻って、検索エンジンから流入になるわけだが、こっちも怪しい。そうなると最後は、なんだろうか。展示会とかオフライン活動になってしまうのだろうか。いろいろと考えさせられる。