カテゴリー: 本・DVD等

  • 「考えない練習」

    考えない練習考えない練習
    小池 龍之介

    小学館 2010-02-09
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    最近、いろいろと考えすぎるので読んでみた。が、どうも自分の想像していた内容ではなかった。心を空にして無する練習ではないということ。

    この考えない練習とは、脳の機能を考慮して思考をコントロールすること。はっきりいってしまうと、「考えない」ということではなく、ネガティブな思考で考えないようにコントロールする練習ということだ。読んでいても、フーンと思うくらいで心に残らない。響く言葉がないのだ。考えない練習というタイトルからすると、残らないほうが趣旨にあっているのかもしれない。当たり障りないように感じられ、先を読みたいと思うこともない。自分に言えることは、少なくと自分の期待外れだった。考えない=無にする と思っていたから仕方ない。

  • プリンセス・トヨトミ

    プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
    万城目 学

    文藝春秋 2011-04-08
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    プリンセス・トヨトミ面白かった!買ってきて夢中になって読んでしまった。本の真ん中くらいまで話が動かないけれど、読んでいるうちに引き込まれて気になって仕方が無くなった。2つの当事者たちの視点で書かれてあって、双方が補われることで話がつながった。他にも、ある程度先が読める登場人物の名前たち。ちょっとした歴史の知識がない人には不評のようだけれど、名前から想像が膨らませられてよかったと思う。気になるのは、あの名前の人たちは子孫なのかどうかということ。気になる!

    それはそれとして・・・今回の物語、特に何かがあるわけでなくて平凡な平凡ないたずらにもいた悪巧みといえばいいのだろうか。そんなことが微笑ましい。そう、何も特殊なクライマックスがない、落ちがないように思えるのに面白い。なんだそんなことか!と思って読み終わったくらいに普通。陰謀も何もないところが素敵だ。現実なんて、こんなもんですよ。と言う感じかな。本の帯やら映画のCMやらであおられているけれど、それを信じずに楽しんで読むと面白い。

    さて、映画でどうやって表現するんだろうねぇ。そのまんま映画にしても、あまり面白くない気がするんだけど。クライマックスのところを変えるのだろうか。キャストは豪華なんだけど、、、大丈夫かな・・・。(いろいろと違うのでどうなっているのかな。)

  • アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

    アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
    神林長平

    早川書房 2011-03-10
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    やっと雪風が読み終わった。話が長いことと難解なことで中々読み進まず。(まぁ、少しずつ読んでいたとあるけど)でも、難解すぎて1回読んだだけじゃよく解らない。次は夏くらいにもう一度読むことにする。

    この本の締めくくり方だけど、あれじゃ何も分からない。次の巻への布石なのだろうか。毎回、思わせぶりな終わり方だけど、今回のは余計に気になる。この先、どうなるんだろうか。

    他の内容については、よくわかっていないので書きようがない。雪風から連続して読んで、頭の中で話をつなげていけばよいのかな。レビューにも感想にもなっていないよな。

  • テルマエ・ロマエ III

    テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
    ヤマザキマリ

    エンターブレイン 2011-04-23
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    2巻よりも断然面白くなっている!ルシウスは究極のお風呂馬鹿といってもいいかもしれない。それだけお風呂が熱い!

    2巻を読んだ時は、ネタ切れなのかと思ったけれど、3巻を読んだらまだまだ面白くなる気がしてきた。山賊だろうが陰謀だろうが金持ちだろうが風呂を作って解決。ただ解決するだけじゃなくて、みんな幸せになってる。それに言葉が通じなくてもジェスチャーや絵でなんとかなるあたりも志が同じ故の者同志ならではなんだろう。まだ、テルマエ・ロマエを読んでいない人は、立ち読みでもいいから読むと良い。表紙はあれだけど、とっても面白い!

  • 「検索エンジンはなぜ見つけるのか ―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識」を読んだ。

    検索エンジンはなぜ見つけるのか ―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識検索エンジンはなぜ見つけるのか ―知っておきたいウェブ情報検索の基礎知識
    森大二郎

    日経BP社 2011-03-10
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    帯にも書いていあるが「10年後も通用する”基本”」が書かれている。検索エンジンを題材にした本だと、Googleの検索エンジンのアルゴリズムやページランク、SEO、クローラーの仕組みがメインになっていることが多い。この本は、もっともっと基礎の部分がテーマになっている。

    基本的な部分は、図書館での本の検索とウェブの検索エンジンについて対比もしながら解説している。収集の方法や集めたものの整理方法、検索の仕方について書かれている。この本に書かれていることは、PCすら使わず手で作業ができる基礎の部分だ。収集については、本は納本制度のこと。ウェブは、クローラーがどうやってウェブページを集めているのかについて。同じページかどうかの判定や絞りこみなど。

    面白いのは、整理の部分。インデックスの作り方について、いくつもの方法について説明している。言葉だけでなく、図で過程が説明されているのでわかりやすい。実際に、手作業で整理の過程を後追いで試してみることもできる。特定の製品や作り込まれたアルゴリズムの説明ではなく、本当にベーシックな説明なので検索の基礎なら10年後でも通用する。そういった説明がされている。

    コンピュータやウェブを使っていると意識せずに検索を使っている。出てくる結果に関心はあっても、どうやって検索しているかは気にしない。気になるのは、例えばGoogleがどういうアルゴリズムで検索をしているのかやランク付けの仕組みばかりだ。そのベースになっている基礎の基礎は気にしていない。小難しく解説されているのは多いけれど、簡単に説明している本は貴重なのかもしれない。読んでいて面白かった。この本を読んだからといって、いきなり何かの役に立つことはないだろう読み物として楽しいので、教養もしくは検索エンジンの世界への足がかりによいと思う。

  • 「偽善エコロジー」読んだ。

    偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)
    武田 邦彦

    幻冬舎 2008-05
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    読み流すには、面白い本だった。この本をすべて信じる訳にはいかないが、今の環境活動を見つめ直すにはいい材料になる。一部過激なところもあるので「こういう見方もあるのか」という具合に読むといいだろう。本の中にもあるが、「環境だなんだと騒いでいる人が環境に優しくない生活をしている」というのは納得。リサイクルの話は、自治体で回収しているけど、ちゃんとリサイクルされているかどうかはわからないというのも納得。普段の生活でも、資源回収には疑問が残る。キレイで状態の良いものならいいが、汚れたままで出す人もいるのでリサイクルは厳しいだろう。個人的には、リサイクルされていないのだろうなと思っていたが、現状は思っていたことと大してかわらないようだ。環境関係のことは疑っておけという教えになる本ではある。こういうモノの見方もあると思うと楽しかった。

  • 情報の文明学

    情報の文明学 (中公文庫)情報の文明学 (中公文庫)
    梅棹 忠夫

    中央公論新社 1999-04
    売り上げランキング : 44083

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    「何で今頃読んでいるのか?」と言われると返す言葉もない。本当に今まで読んでいなかったのが不思議なくらいの本だ。古い論文だが、今の時代に読んでも刺激的だった。民間放送が始まって間もない頃に、このような世界を構想しているとは。情報産業の考え方も見かたを変えるととても広くなるわけだ。古典という感じもするが、読んで損はなかった。読んでおけてよかった。読んでいない人には、おすすめだ。

  • 屍鬼 10

    屍鬼 10 (ジャンプコミックス)屍鬼 10 (ジャンプコミックス)
    藤崎 竜 小野 不由美

    集英社 2011-02-04
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    前の巻の続きで屍鬼への反撃編。凄惨なシーンの連続でかなり怖いのだが、一部、藤竜の絵なのでコミカルなところもある。ただ、絵のタッチと相まって怖い部分は本当に怖い。狂気ともいえる屍鬼狩りは何とも。あと、富雄さんの憤りも伝わってくる。怖いので、通しで夜中には見たくない感じ。

  • もし高校・・・以下略な本について。

    巷で流行っている「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んでみた。

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

    読みやすくはあったが・・・つまらない。借りてきて、2日で読み終わってしまった。随所にドラッカーのマネジメントのエッセンシャル版からの引用があるが、意味のわからないところが多い。なんでこんな流行っているのだろうか。野球部をドラッカー的なマネジメントをしているのだけど、ベースのストーリーが普通というか・・・なんというか。これ、アニメ化と映画化されるのだっけ。萌絵以外の要素はあったのだろうか。エンターテイメントならいいのだろうけど、ドラッカーのマネジメントの概要を知るなら普通にエッセンシャル版を読んだほうが早いし面白い。

    マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]
  • 偶然とは何か

    偶然とは何か――その積極的意味 (岩波新書)偶然とは何か――その積極的意味 (岩波新書)
    竹内 啓

    岩波書店 2010-09-18
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    この本、難しい。偶然という言葉をキーワードに、いろいろな角度から論じている。前半は数学的な要素が多く、後半になるにつれて実例から偶然が何であるかを考えさせられる。考えさせられることは多いのだが、内容が難しいところが多く、普通に読んだだけでは解らない。自分自身も内容についてよく解っていないことが多い。いろいろな角度から、切りすぎているが故に難解になっているようにも思う。

    中盤にある対数の法則と偶然の話、保険と偶然の話は面白い。ここは数字も解りやすく実感できるところだ。他にもギャンブルは儲からない話もよい。ギャンブルの偶然・・・確率論の話でもあるが、淡々とギャンブルで儲かるかどうかを学術的に語られると、ギャンブルをやることの悲しさが解ってしまう。夢を買う・・・でも良いのかもしれないが、どこか買う気もなくなる。

    この本、腰を据えて読むにはいいかもしれないが、通勤で読むには難しすぎた。短い時間で細切れで読むと、意味がわからなくなってしまう。