「偽善エコロジー」読んだ。

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)
武田 邦彦

幻冬舎 2008-05
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読み流すには、面白い本だった。この本をすべて信じる訳にはいかないが、今の環境活動を見つめ直すにはいい材料になる。一部過激なところもあるので「こういう見方もあるのか」という具合に読むといいだろう。本の中にもあるが、「環境だなんだと騒いでいる人が環境に優しくない生活をしている」というのは納得。リサイクルの話は、自治体で回収しているけど、ちゃんとリサイクルされているかどうかはわからないというのも納得。普段の生活でも、資源回収には疑問が残る。キレイで状態の良いものならいいが、汚れたままで出す人もいるのでリサイクルは厳しいだろう。個人的には、リサイクルされていないのだろうなと思っていたが、現状は思っていたことと大してかわらないようだ。環境関係のことは疑っておけという教えになる本ではある。こういうモノの見方もあると思うと楽しかった。

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