GPUについて思うこと

IntelのCPUの場合、CPUセットの一部として、GPUが組み込まれるようになった。その結果として、別のグラフィックボードがいらなくなったので、デスクトップPCやノートPCは安くなった。グラフィックボードとの相性問題も気にしなくてよくなり、トラブルも減った。ビジネス用途だと、そんなにグラフィック性能を使わないので、CPUとセットのGPUでも問題にならなかった。

最高ではないけれど、不足もしていなかったCPUとセットのGPUなのだが、使う環境が変わったことで、見えていなかった問題が見えた。

ノートPC + 後付けのマウス・キーボード + フルHDや4Kモニタ + ブラウザ + ウェブ会議

の組み合わせのとき、ウェブ会議で画面共有をした場合、スペック不足になっていそうということ。組み合わせだけみると、結構ありえそうな構成だ。GPUの部分か、GPUと共有しているメモリが足りなくて、人によっては画面共有のホストになれなかったり、動作が遅くなったりする。Chromeなどのブラウザも大量にメモリを使うようになっているので、そこも負荷をかけている原因だ。ビジネス用のノートPCで、メモリ8GBでも足りない時代になってきたのかもしれない。

このときに、GPUかグラフィック用のメモリが足りていないのでは?と言っても、通じない。そもそもCPUとセットになっているので、選びようもない。IntelのCPUの世代が上がるにつれて性能も上がっているが、そもそも2画面化は負荷がかかる。ビジネス用のノートPCにグラッフィックの後付けもできない。今、GPUが豪勢なのは、ゲーミングPCしか残っていないし、ワークステーションモデルよりもゲーミングPCの方が安くてスペックよかったりする。それから、GPU=機械学習でつかう、みたいなイメージもあるので、どうしたものか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする