HPE ProLiant GEN10でBIOSでRAIDの構成を行う

HPE ProLiant GEN10にHyper-VやESXiなどをいれるときに、RAID構成やスペアディスク設定を行う際、BIOS(UEFI)で設定することができる。その手順。Gen10だけあり、かなり設定しやすくなっていた。

  1. サーバの電源ONの後、「F9」で「System Utilites」を起動する
  2. Sytem Utilitesが起動する
  3. キーボードでカーソルを動かし、「Select Language」を選択し、「Enter」を押す
  4. リストから「日本語」を選択して「Enter」を押す
  5. 「システム構成」を選択して「Enter」を押す
  6. システム構成の中から、「Embedded RAID 1:HPE Smart Array P408i-a SR Gen10」を選択して、「Enter」を押す
  7. 「アレイ構成」を選択して、「Enter」を押す
  8. 「アレイの作成」を選択して、「Enter」を押す
  9. HDDの一覧が表示されるので、RAIDを組むHDDにカーソルを合わせて「Space」キーを押す。これをRAID構成に含むHDDの分だけやる
  10. 「次のフォームに進む」を選択して、「Enter」を押す
  11. RAIDレベルの設定画面になるので、「Enter」を押して、プルダウンメニューを開き、RAIDレベルを選択する。HDDが3つのとき、選べたのは、RAID0、RAID5、RAID1(ADM)の3種類。スペアディスクの設定を行う場合は、スペアディスクに割り当てるディスクは選択しないこと。
  12. 「次のフォームに進む」を選択して、「Enter」を押す
  13. 論理ドライブラベルやストリップサイズなどの設定画面になるので、必要な部分を書き換える
  14. 「変更の送信」を選択して、「Enter」を押す
  15. 「論理ドライブの作成が成功しました」と表示される
  16. 「メインメニューに戻る」を選択して、「Enter」を押す
  17. 「終了してSSAを起動」を選択して、「Enter」を押す。
    ディスクの構成が行われる。
  18. 「After completing the configuration – reboot the system.」が表示されたら、サーバを再起動する

スペアディスクの設定を行う場合は、上記の16まで実行した後に以下を実施する。

  1. 「アレイ構成」を選択して、「Enter」を押す
  2. 「アレイの管理」を選択して、「Enter」を押す
  3. 「アレイA」を選択して、「Enter」を押す。一つしかアレイがなければA、2つあればBと増えていくものと思われる。
  4. 「スペアドライブの管理」を選択して、「Enter」を押す。
  5. 「専用スペアの割当」か「自動交換スペアの割当」を選択して、「Enter」を押す。
  6. スペアディスクに割り当てるディスクを選択して、「Space」キーを押す
  7. 「XXスペアの割当」を選択して、「Enter」を押す。
  8. 「スペアの追加が成功しました」と表示される
  9. 「メインメニューに戻る」を選択して、「Enter」を押す
  10. 「終了してSSAを起動」を選択して、「Enter」を押す。
  11. ディスクの構成が行われる。
  12. 「After completing the configuration – reboot the system.」が表示されたら、サーバを再起動する。
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする