.NET Framework 4.5のCLR

.NET Framework 4.5では、CLRのバージョンが4.5になっており、独自のCLRとなった。
.NET Frameworkは、2.0~3.5SPまでがCLR2.0、4.0がCLR4.0となっている。
.NET Frameworkは実行環境がCLRのバージョンにより左右されるため、
CLR4.0しか動作しないWindowsでは、.NET Framework4.5のアプリを
動作させることができない。

ただし、CLR4.0とCLR4.5は完全互換性があるとのこと。

どちらにしても、基盤となるCLRのバージョンが違うため、
開発などを進める際には注意が必要。
互換性があるといっても、ベースになるバージョンが違うと実行できないはずなので、
コンパイルのし直しなどは発生するはずだし、実行環境のアップデートが求められる。
せめて、4系は同じCLRを使ってほしかったところではある。
2系のように少し長いこと使えるようにしてくれると、
開発する側はいろいろと楽なんだがね。

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