カテゴリー: 技術系

  • systeminfoは、WindowsXP以降に追加されたコマンド

    タイトルのままだが、systeminfoは、Windows XPから追加されたコマンド。Windows 2000(Windows 2000 Server)には、systeminfoがないので注意。

  • SQL Server エージェントのジョブの権限を与える方法

    SQL Serverで、個別のデータベースに対して、権限を与えても、SQL Server エージェントのジョブの部分はSQL Server Management Studio(SSMS)には、「SQL Server エージェント」も「ジョブ」も表示されない。これの権限は、データベースの権限とは別につける必要がある。

    SQL Serverのジョブ(SQL Server エージェント)に権限を付ける一番簡単な方法は、以下の操作でsysadmin権限の付与を行う。

    1. SSMSを使って、管理者権限のあるユーザでSQL Serverに接続する。
    2. SSMSのオブジェクトエクスプローラーで、「セキュリティ」「サーバー ロール」の順に開く(展開する)。
    3. サーバーロールに表示された「sysadmin」を右クリックして、プロパティを開く。
    4. プロパティの「メンバー」の「追加」をクリックする
    5. 権限を与えるユーザを指定して、OKをクリックする。

    これで権限が付与されるので、権限を与えたユーザで、SSMSで接続して、「SQL Server エージェント」と「ジョブ」が表示されることを確認する。

    もし、SQL Server エージェントだけの権限を与える必要がある場合は、データベースの「msdb」にあるロールを割り当てる。

    1. SSMSを使って、管理者権限のあるユーザでSQL Serverに接続する。
    2. 「セキュリティ」、「ログイン」から、SQL Server エージェントを使わせるユーザのプロパティを開く
    3. 「ユーザーマッピング」を開く。
    4. 「msdb」にチェックをいれ、選択した状態にする
    5. ロールの「SQLAgent~~~」で、最適な権限を選択して、OKをクリックする。

    選択できるロールの概要は以下。

    SQLAgentUserRole
    →SSMSで接続したときに、SQL Serverエージェントが表示される。
     表示されるのは、接続ユーザの権限があるもののみ。

    SQLAgentReaderRole
    →SSMSで接続したときに、SQL Serverエージェントが表示される。
     他のユーザのSQL Serverのジョブも表示される。
     メニューで、ジョブが実行できるように見えるが、実行すると権限がないものはエラーになる。

    SQLAgentOperatorRole
    →SSMSで接続したときに、SQL Serverエージェントが表示される。
     SQL Serverのジョブの表示や実行ができる。

    参考: https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/ssms/agent/sql-server-agent-fixed-database-roles?view=sql-server-ver15

  • Windows 2000 Serverは、Windows Server 2022のADに参加できない

    Windows Server 2022で作成したAD(機能レベル2016)に、Windows 2000 Serverを参加させようとしたが、エラーによりドメインに参加できなかった。

    ドメイン "xxxxxx.domain" に参加中に次のエラーが発生しました:
    指定されたネットワーク名は利用できません。

    原因は、CIFSなどのプロトコルのバージョンが低いもの(セキュリティリスクがあるもの)を許可していないためと思われる。参加できるかどうかの実験だったので、通常状態ではWindows Server 2022で作成したADに、Windows 2000 Serverは参加できない、という結果が出たので満足。

  • Veeam Backup &Replication 11で設定できるイミュータブル期間の最大期間

    Veeam Backup& Replicationで設定できるイミュータブル期間(データの変更を禁止する不変期間)を調べてみた。

    https://helpcenter.veeam.com/jp/docs/backup/vsphere/hardened_repository.html?ver=110

    バックアップファイルは、構成された期間(最小7日、最大— 9999)の間イミュータブルになります。イミュータビリティ期間は、アクティブなバックアップチェーンに対してのみ延長されます。 バックアップに複数のチェーンがある場合、Veeam Backup & Replicationは、チェーン内の古いバックアップのイミュータビリティを延ばしません。

    https://helpcenter.veeam.com/jp/docs/backup/vsphere/hardened_repository.html?ver=110

    上記がVeeamのサイトにあるので、イミュータブル期間の最大期間は、9999日。無限にはできない。年にすると、 27.38年になる。

  • SQL Server でストアドプロシージャの一覧を表示する

    SQL Serverでストアドプロシージャの一覧を表示するためには、「INFORMATION_SCHEMA」の「ROUTINES」ビューを参照する。’ROUTINE_TYPE’で’PROCEDURE’ を指定することでプロシージャのみに絞り込める。絞り込みを行わない場合は、FUNCTION なども表示される。

    ■プロシージャのみで絞り込み

    SELECT
        *
    FROM
        INFORMATION_SCHEMA.ROUTINES
    WHERE
        ROUTINE_TYPE = 'PROCEDURE'
    ORDER BY
        SPECIFIC_CATALOG, SPECIFIC_SCHEMA, SPECIFIC_NAME

    ■プロシージャだけでなく、ファンクションも表示する

    SELECT
        *
    FROM
        INFORMATION_SCHEMA.ROUTINES
    ORDER BY
        SPECIFIC_CATALOG, SPECIFIC_SCHEMA, SPECIFIC_NAME

    ■必要なものだけ表示する

    SELECT
        SPECIFIC_CATALOG, SPECIFIC_SCHEMA, SPECIFIC_NAME, ROUTINE_CATALOG, ROUTINE_SCHEMA, ROUTINE_NAME, ROUTINE_TYPE
    FROM
        INFORMATION_SCHEMA.ROUTINES
    ORDER BY
        SPECIFIC_CATALOG, SPECIFIC_SCHEMA, SPECIFIC_NAME

    参考:

    INFORMATION_SCHEMA.ROUTINES の説明

    現在のデータベースの現在のユーザーがアクセスできるストアド プロシージャと関数ごとに、1 行のデータを返します。 戻り値を記述する列は、関数にのみ適用されます。 ストアド プロシージャの場合、これらの列は NULL になります。

    https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/relational-databases/system-information-schema-views/routines-transact-sql?view=sql-server-ver16

  • Veeam Backup & Replication 11で必要なメモリサイズ

    1台のサーバに、データの保存先を含めたVeeam Backup & Replicatiion 11の全機能をインストールするときに必要なメモリサイズを計算する。同時に実行するタスクの数により、必要なメモリとCPUのコア数が変わる。4タスクを同時に動かす想定。

    4タスクを同時実行する、1台構成のVeeamのメモリとCPU

    ■メモリサイズ

    基本  4GB
    コンソール 0GB(2GB ‐ 2GB)
    プロキシサーバ 6GB(2GB x 4タスク ‐ 2GB)
    バックアップリポジトリサーバ 10GB(4GB + 2GB x 4タスク ‐2GB)
    ※1台に複数機能を入れる場合には、1機能あたり、2GBを引けるとのこと
    ※バックアップリポジトリを分割すると、半分の10GBで済む。その場合は、バックアップリポジトリサーバは、12GBのメモリが必要になる想定。

    合計 20GB

    ■CPUのコア数

    基本 4コア
    プロキシサーバ 4コア(1コア x 4タスク)

    合計 8コア

    ここでの計算が漏れている可能性もあるため、余剰でメモリを割り当てられるのであれば、もっと多いメモリサイズを割り当てた方がよい。

    参考:  https://helpcenter.veeam.com/jp/archive/backup/110/vsphere/system_requirements.html

  • Veeam Backup & Replication 12で必要なメモリサイズ

    1台のサーバに、データの保存先を含めたVeeam Backup & Replicatiion 12の全機能をインストールするときに必要なメモリサイズを計算する。同時に実行するタスクの数により、必要なメモリとCPUのコア数が変わる。4タスクを同時に動かす想定。

    なお、バージョン12では、バックアッププロキシでの複数タスクの実行で消費されるメモリが少なくなっている。

    4タスクを同時実行する、1台構成のVeeamのメモリとCPU

    ■メモリサイズ

    基本  6GB(4GB + 0.5GB x4タスク)
    コンソール 0GB(2GB ‐ 2GB)
    プロキシサーバ 2GB(2GB + 0.5GB x 4タスク ‐ 2GB)
    バックアップリポジトリサーバ 6GB(4GB + 1GB x 4タスク ‐2GB)
    ※1台に複数機能を入れる場合には、1機能あたり、2GBを引けるとのこと
    合計 14GB

    ■CPUのコア数

    基本 4コア
    プロキシサーバ 4コア(1コア x 4タスク)
    合計 8コア

    ここでの計算が漏れている可能性もあるため、余剰でメモリを割り当てられるのであれば、もっと多いメモリサイズを割り当てた方がよい。

    参考: 

    https://helpcenter.veeam.com/docs/backup/vsphere/system_requirements.html?ver=120

  • Windowsのファイルサーバでアクセス権のないファイルやフォルダが表示されない

    ファイルサーバのデータ移行をしていて、共有からアクセスするとアクセス権のないファイルやフォルダが表示されない(アクセス権のないファイルやフォルダが見えない)、という状況があった。

    気になって調べてみると、SMBのプロトコルバージョンやCIFSバージョンの問題ではなく、Windowsのフォルダ設定で、「アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする」の設定にチェックが入っている(オンになっている)と、アクセス権のないフォルダやファイルは表示されなくなる。設定中に、オンにしてしまっていたようだ。「アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする」の設定のチェックボックスでチェックを外して保存すれば、アクセス権のないフォルダやファイルも見えるようになる。

    「アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする」の設定は以下。

    1.「サーバーマネージャー」を開く

    2.サイドメニューから「ファイル サービスと記憶域サービス」を開く

    3.サイドメニューから「共有」を開く

    4.表示された共有一覧から、対象の共有名を選んで、右クリックからプロパティを開く

    5.プロパティの中の「設定」を開く

    6.「アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする」を確認する、必要に応じて、チェックのオン・オフを行う

    Windows Server 2022の既定値も調べてみたが、「アクセス許可設定に基づいた列挙を有効にする」(Access Based Enumeration)は、既定値はオフ。

    なお、マイクロソフトのドキュメントによると、「一部の環境では、アクセス ベースの列挙を有効にすると、サーバーの CPU 使用率が高くなり、ユーザーの応答時間が遅くなります。」とのことなので、特別な要件がなければ、オフの方がよさそうだ。

    参考: 

    https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/dfs-namespaces/enable-access-based-enumeration-on-a-namespace

  • Intel CPUに「Downfall Attacks」の脆弱性

    IntelのCPUに「Downfall Attacks」と呼ばれる脆弱性が見つかったとのこと。

    第6世代Skylakeから第11世代Rocket LakeおよびTiger LakeまでのIntelプロセッサを使っているコンピュータが対象になるとのこと。この脆弱性を悪用すると、Gather Data Samplingを使用して他のユーザーからデータやその他の機密情報を盗み出すことができるようだ。

    Linuxについては、Gather Data Samplingを無効化する方法が公開されているがパフォーマンスが低下するようだ。Windowsについては、Microsoftが対策中のようだ。今後の動きは注目しておきたい。

    参考

    https://texal.jp/2023/08/10/new-downfall-vulnerability-in-intel-cpus-allows-encryption-keys-and-data-to-be-stolen/

    https://jvn.jp/vu/JVNVU99796803/index.html

  • VMware ESXi 6.7でWindows 2000 ServerのマウスがWebコンソールで動作しない

    VMware ESXi 6.7環境(vSphere 6.7)に、新しくWindows 2000 Server をインストールした。インストールの時と、インストール後に、vCenter Serverの「Web コンソール」だと、マウスが動かなかった。

    Webコンソールではなく、「VMware Remote Console」を使ったところ、マウス操作を行うことができた。ただし、VMware toolsがインストールはできていないので、マウス操作は安定しない。

    なお、ESXi 6.7 のVMware toolsのインストーラーだと、Windows 2000 Serverにインストールできない。