古いADに参加したWindows11で、Microsoft365のWordやExcel、PowerPointにログインすると、TPMのエラーが発生して正常にログインできない。
Windows10でも同じ問題は起きていたが、こちらはWindowsのセキュリティアップデートを手動アンインストールすることで、ログインできるようになる。Windows11でも同じことを試したが、TPMエラーは解消せず。
いろいろと調べて、試していたところ、レジストリ値の変更で対処できることが分かった。
1.Windowsキーを押して、「regedit」と入力して、レジストリエディターを開く
2.下記の値を探して開く(選択する)
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Cryptography\Protect\Providers\df9d8cd0-1501-11d1-8c7a-00c04fc297eb
3.右クリックし、「新規」で「DWORD(32ビット)値」を選択する
4.名前を「ProtectionPolicy」に変える
5.「ProtectionPolicy」をダブルクリックして開き、「値のデータ」を「1」に変えて、OKをクリックする
6.OSを再起動してから、M365のログインを試す。
同じ方法で、Windows10のTPMエラーも解消することがわかっている。Providersの下の値は、環境によって変わる可能性はあり。その時は探して値追加を試す。
参考)
https://itguys.al/office-365-account-setup-tpm-error-80090034-fixed