Googleが来年の5月(2021年5月)に、検索ランキングのアルゴリズムを大きく変えると発表した。
今までは・・・
- ページのロード時間(早く表示されるほうが有利。ユーザの画面上に表示されないコンテンツは、遅延読み込みさせるテクニックの普及の元)
- 応答性(まぁ、上と大差ない。)
- 見た目の安定性(見やすいものが有利。フォントの大きさとか、コンテンツの区切れとか)
の3つをCore Web Vitalsといっていた。当然、これに内容も入るわけだが、内容以外でも評価されて、ランキングに影響があった。最近のSEO対策は、キーワードとかだけじゃない。
これに加えて、以下のことが重視されるようになる。
- モバイルフレンドリー(いわゆるスマホ対応。画面サイズにあった表示が有利。レスポンシブデザインとか)
- HTTPSでのアクセス(SSL通信。あとは、経路の暗号化強度。SSL3だめとか)
- サイトの安全性(HTMLの参照先に、危険なJavaScriptがないか、変なスクリプトがないかなど)
- 煩わしい表示がないか(情報にユーザがたどり着きやすい画面構成か。いちばん、Google Adsenseの自動広告がこれに該当するんだが・・・)
普通にウェブサイトを作っていたら、問題はないはず。たとえば、Wordpressのデザインでも、いまは、レスポンシブなものがほとんど。古いサイトだと、そういうわけにもいかず。そういったところの資料は、見つかりにくくなる傾向になりそうだ。
参考: https://webmasters.googleblog.com/2020/11/timing-for-page-experience.html