タツノコプロが「フルデジタル作画で作品作りを行ったワークフローを無償公開」をみて。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/02/news115.html

http://www.tatsunoko.co.jp/tvpaint

こういう業界に特化して、かつ内部のノウハウものは、なかなか出てこないので、ベンチマーク的な使い方ができてうれしい。

一通り、眺めてわかったことは、デジタルだけど、結構、アナログな部分がある。
ワークフローも、仕事のつながりであって、システム的なワークフローのシステムではない。企業でいうところの業務フローと、業務マニュアルという感じ。
ただ、制作の進捗管理でGoogle スプレッドシートだったり、チャットツール(チャットワーク)、コミュニケーションは進んでいる。
事細かにツールの使い方だったり、OSの使い方(操作を揃えるためだろう)がある。
絵は描けるけど(いや、絵を描けるっていうのはすごいんだけどね)、コンピュータはちょっと、ということなんだろう。
アニメータは、まだまだアナログな仕事なんだろう。
アナログなのは、むしろ老舗的なところだから、そうなのかもしれないけど。

あと、これを読むかぎりでは作った絵は、ファイルとして保存しているのかな。
バージョン管理システムは、入って無さそう。
ファイルのバックアップとかはどうなっているのだろうか。
ファイルの競合も気になる。
あとは、個々人のタスク管理がどうなっているのだろうか、気になる。

これは、アニメごとにマニュアル作るのも大変だけど、現場でサポートしたり、進捗管理するのは本当に大変そうだ。

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