読了:セキュリティエンジニアの知識地図

ざっと、読んだ。必要な知識の辞書的な感じなので、「これ知ってる」とか「こんな感じなのか」という感じで読んでいった。辞書的な読み方が良い。

セキュリティエンジニアの職種については、技術レベルの云々よりも適性として「高い倫理基準と責任感」「ストレス耐性」「コミュニケーション力」が求められている職種が多い。これ全部はきついので、人がいないのは納得。「ストレス耐性」が高いとコミュニケーション不得手なことも多い。キャリアパスを考えても、全部できればCISOまでいけるわな。「高い倫理性」を要件から落とすと、ダークサイドな人材になるわけで、これまた難しい。セキュリティ関連の職種の仕事は自動化が心を痛めずに済む最良策かもしれない。

あと、隠れ特性としては、自己研鑽というか情報収集、知識のアップデートが好きでじゃないと厳しいはず。常にトレンドが変わっていき、新しいことがふえていくので、それが苦にならない人じゃないとダメだろう。その隠れ特性を持っている人は、セキュリティエンジニアでなくても生きていけるというかパフォーマンスを発揮できる。そうすると本当に人の確保は大変だ。

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