1台のサーバに、データの保存先を含めたVeeam Backup & Replicatiion 12の全機能をインストールするときに必要なメモリサイズを計算する。同時に実行するタスクの数により、必要なメモリとCPUのコア数が変わる。4タスクを同時に動かす想定。
なお、バージョン12では、バックアッププロキシでの複数タスクの実行で消費されるメモリが少なくなっている。
4タスクを同時実行する、1台構成のVeeamのメモリとCPU
■メモリサイズ
基本 6GB(4GB + 0.5GB x4タスク)
コンソール 0GB(2GB ‐ 2GB)
プロキシサーバ 2GB(2GB + 0.5GB x 4タスク ‐ 2GB)
バックアップリポジトリサーバ 6GB(4GB + 1GB x 4タスク ‐2GB)
※1台に複数機能を入れる場合には、1機能あたり、2GBを引けるとのこと
合計 14GB
■CPUのコア数
基本 4コア
プロキシサーバ 4コア(1コア x 4タスク)
合計 8コア
ここでの計算が漏れている可能性もあるため、余剰でメモリを割り当てられるのであれば、もっと多いメモリサイズを割り当てた方がよい。
参考:
https://helpcenter.veeam.com/docs/backup/vsphere/system_requirements.html?ver=120